令和2年4月から給食費を改定します
令和2年4月から給食費を改定します
江別市学校給食会では、令和元年11月19日に開催された理事会で令和2年4月以降の給食費について審議を行い、改定を決定しました。
江別市の給食費は、平成26年4月に改定を行って以来、据え置いてきましたが、この間、主食費と牛乳費は上昇し続けてきました。
文部科学省の学校給食摂取基準に定められた栄養量を確保しながら、給食費を据え置くため、副食の食材費を切り詰めてきましたが、定められた栄養量を確保しながら、
児童生徒が食の楽しさを感じられる給食を安定して提供することが難しくなったため、令和2年4月から給食費の改定が必要と判断したものです。
江別市学校給食会理事会の審議内容はこちらをご覧ください。
・江別市学校給食理事会 開催記録
改定後の給食費単価
令和2年4月から給食費単価は、小学校で21円改定し、低学年289円、中学年292円、高学年295円、中学校で24円改定し、351円となります。
小学校低学年 | 小学校中学年 | 小学校高学年 | 中学校 | |
---|---|---|---|---|
令和元年度 | 268円 | 271円 | 274円 | 327円 |
令和2年度 | 289円 | 292円 | 295円 | 351円 |
改定額 | 21円 | 21円 | 21円 | 24円 |
年額の例(※) | 58,956円 | 59,568円 | 60,180円 | 71,604円 |
(※)年間204食の場合の年額を掲載しています。
学校・学年によって年間給食回数は異なります。
実際にお支払いいただく給食費については、令和2年3月に改めてお知らせします。
改定する理由
平成26年度の改定以降、主食費・牛乳費の上昇に対応するため、副食費を減額することで給食費を据え置いてきました。
副食の食材費を切り詰めながら、文部科学省の学校給食摂取基準の栄養量を確保してきましたが、副食費は平成26年度改定時と比較して、
小学校(中学年)で-10.07円、中学校で-10.04円と10円以上減っていて、食材費の切り詰めももはや限界に達したため、給食費の改定が必要になりました。
主食費・副食費・牛乳費の増減 (平成26年度と令和元年度)
小学校(中学年) | 平成26年度 | 令和元年度 | 増減 | 中学校 | 平成26年度 | 令和元年度 | 増減 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
主食費 | 75円 | 80.4円 | 5.4円 | 主食費 | 86円 | 91.73円 | 5.73円 |
副食費 | 153円 | 142.93円 | ▲10.07円 | 副食費 | 193円 | 187.60円 | ▲10.04円 |
牛乳費 | 43円 | 47.67円 | 4.67円 | 牛乳費 | 43円 | 47.67円 | 4.67円 |
1食単価 | 271円 | 271円 | 0円 | 1食単価 | 327円 | 327円 | 0円 |
(※)小学校は中学年(3、4年生)の単価です。
小麦粉と精米の単価上昇による主食費の上昇と牛乳費の上昇が副食費を圧迫していることが分かります。
令和3年度以降の給食費
毎年、食材の価格を注視し、副食費の圧迫が著しくなった場合は、改めて江別市学校給食会にて検討していきます。
給食センターは、引き続き安全でおいしい給食の提供に努めてまいりますので、このたびの給食費の改定に
つきまして、ご理解をいただきますようお願いいたします。
ご不明な点がございましたら、下記までお尋ねください。