教育長挨拶
こんにちは。教育長の黒川淳司です。
江別市教育委員会では、昨年11月に発表された「江別市子どもが主役のまち宣言」を小中学校においても具現化できるように、「子どもが主役の学校づくり」を進めてまいります。子どもの笑顔があふれる学校教育の充実をはじめ、市全体の生涯学習、芸術や文化活動の振興、各種のスポーツ振興などに取り組みます。子どもから大人、高齢者まで、皆が生き生きと暮らすまちをめざす江別市が、ますます充実・発展していくことを願い、教育委員一同、そして教育部職員一同、心をこめて努力していきたいと思っております。
令和7年度の江別市の学校教育は、小学校17校で児童数5,810名、中学校8校で生徒数2,947名、教員数662名(4月1日現在)でスタートいたしました。
小中一貫教育が市内の全小中学校で導入となり3年目を迎えております。校舎一体型ではありませんが、各中学校区の学校が共に目指す15歳の春の姿を描き、英知を集めて、系統的な指導や一貫した指導などを通して目標の実現に向けて努力しています。
また、小学校1年生からのタブレット端末を活用した授業も日常的なものとなりました。更に、いじめの未然防止や不登校児童生徒への支援など、一つ一つの事柄に正面から向き合い、子どもたちや保護者の皆様、そして学校の職員をしっかりと支えられるよう、「江別市学校教育基本計画」に基づき、計画に掲げる多くの施策を確実に進め、教育の充実に努めてまいります。
社会教育では、全ての市民が生涯を通じて心身ともに健やかで充実した生活が営めるように、「江別市社会教育総合計画」及び「江別市スポーツ推進計画」に基づいて、文化活動・スポーツを行う場の提供をはじめとした施策を進めます。また、文化・歴史遺産を通じて市民の皆様が「ふるさと意識」を高めることができるように取り組んでまいります。
江別市には、様々な学習活動やボランティア、芸術・文化・スポーツを楽しみながら進める団体やサークルが数多くあり、充実した取組を行っています。また、市内4つの大学から、市民への公開講座など積極的に貢献いただいていることは江別市の大きな特徴であり、誇りでもあります。今後も生涯学習・社会教育活動がますます盛んな江別市となっていくように、努力してまいります。
今年も、江別市教育委員会に対しまして、各学校の教職員、保護者、各種団体の皆様、地域の方々、そして全ての市民の皆様の一層のご理解とご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和7年4月
江別市教育委員会教育長 黒川 淳司