5 学校給食の食材
(1)給食用食材選定基準
江別市の学校給食では食材の選定に関して、以下の点等に注意しています。
(1) 遺伝子組み換え食品は使用しません。
(2) 食品添加物については、できるだけ使用していないものを選定し、安全性の確認を実施するとともに、必要に応じ食品検査記録票の提出を求め安全を確認します。
(3) 食品中の放射性物質の基準値を超えた食品は、出荷制限により市場に流通しないことから、市場に流通している食材を使用します。
(4) 牛肉などの食肉類や魚介類については、納入業者から産地情報の提供を受け、安全性が確認されたもののみ使用しており、確認できない食材は使用しません。
(5) 学校給食の実施にあたり、生鮮品(野菜・肉・卵等)の試用順位は、第1に江別産、第2に道内産、第3に国内産を基本としています。
(2)北海道学校給食会
米、麦などは、安定した供給を受けられるよう、公益財団法人北海道学校給食会から購入しており、原材料、加工賃、配送費など同会が示した価格により購入しています。
(3)地場産野菜の活用
地場産野菜とは、自分が住んでいる町で収穫される野菜のことを言います。
新鮮な地場産野菜を通して郷土を愛する心を育むことや成長期においては、身体に大切なことを意識させるなど食育の一環として、重要な役割を果たしています。
江別市の学校給食では、平成13年度から低農薬で新鮮な農産物を市内の農家から計画的に購入する方法を取り入れ、食と地元の農家を結び『新鮮で安全・安心』を基本とした食材の活用を積極的に行なっています。
また、メロン、トウモロコシ、ヤーコンなど、新たな地場産品の使用拡大に努めています。
米は全量、江別産の「ななつぼし」を使用しています。また、平成17年度からは、江別産小麦100%のパンを年数回提供し、子どもたちに江別産小麦のおいしさを味わってもらっています。
そのほか、江別小麦めん、まちむら牛乳、豆腐や納豆、セミドライソーセージなど、江別で作られている安全で良質な食品を、子どもたちに提供するよう努めています。
地場産野菜の詳しい利用状況等については、「地場産野菜の活用で学校給食に安全・安心を」のページをご覧ください。