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史跡(国指定)

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

江別市の国・北海道・市指定文化財

3 江別古墳群(平成10年9月11日指定)

 写真:江別古墳群全景

 所在地 江別市元江別858番地の4、858番地の4地先河川敷地

 江別古墳群は、昭和6年後藤寿一氏により発見された遺跡です。後藤氏により16基が調査され、昭和55年に実施した再調査で21基の古墳を改めて確認しました。古墳の形は、径3~10m、高さ0.3~1mの円形あるいは長円形の墳丘に、環状あるいは一端を開く馬蹄形に周溝が巡らされていました。周溝の大きさは、径8~10mの大型、5~7mの中型、5以下の小型にグループ分けすることができます。

 古墳から出土した遺物には、土師器(はじき)のほか、本州からもたらされた須恵器(すえき)、鉄鏃(てつぞく)、刀子(とうす)、鋤先(すきさき)などがあります。江別古墳群は、東北地方北部に分布する群集墳と同じ系譜と考えられ、その北限を示す唯一の現存する遺跡です。また、8~9世紀の北海道と本州の律令支配の及んだ地域との交流を知る上で貴重な遺跡でもあります。