AED(自動体外式除細動器)が市立小中学校に配置されています
印刷用ページを表示する 掲載日:2018年4月1日更新
市内市立小中学校25校全校にAED(自動体外式除細動器)が各1台ずつ配置されています。
【各学校に配置したAED本体】 | 【AEDの設置場所を示すロゴマーク】 |
※ロゴマークは施設により異なりますが、概ね上記のようなマークが使われています。
AED(自動体外式除細動器)とは?
AEDとは、電源を入れると音声で操作が指示され、救助者がそれに従って 電気ショックを行う装置のことをいいます。
日本でも平成16年7月より医師や救急救命士だけではなく、一般市民の皆さんも使用できることになりました。
AED(自動体外式除細動器)の必要性について
突然の心停止の主な原因は、心臓が痙攣したような状態になる「心室細動」という病気です。心室細動が起きると心臓が全身に血液を送り出すことができなくなり、処置が遅れると、死に至ります。
子どもに起きやすいと言われる「心臓震盪」も胸に衝撃を受けて心室細動を起こす現象です。
この「心室細動」に最も有効な方法が電気ショックによる除細動であり、AEDの使用が病院外で除細動を行うことのできるほとんど唯一の方法です。
詳しくは、江別市消防本部「なぜAEDが必要なの?」のページをご覧ください。
突然の心停止をされた方を救命するには?
突然の心停止をされた方を救命するには、下記のとおりAEDの使用以外にも必要なことがあり、実行することにより救命できる確率が更に高くなります。
- 119番通報(救急車を呼ぶ)
- 心肺蘇生法(人工呼吸と胸骨圧迫により脳や臓器に酸素を送る)
- 除細動(AEDを使用して心臓の震えをとりのぞく)
- 二次救命処置(救急隊や病院でより高度な医療処置を行う)