令和7年度も学校給食費の増額分は江別市が負担します
令和6年4月に学校給食費単価を増額改定しましたが、令和6年度においては、江別市から食材費を管理する学校給食会に対し、国の物価高騰対策に係る交付金を活用し、補助措置を実施することで、保護者負担額を据え置いていたところです。
令和7年度においても、令和6年度と同様に国の物価高騰対策に係る交付金を活用した補助措置を実施することとなりました。
このことから、令和7年度においても、改定前と同額の学校給食費を納めていただくこととなります。
※ 今回の補助は、現時点では令和7年度に限定された措置となります。
令和8年度以降において、こうした補助が無い場合、令和8年4月からは改定後の学校給食費を納めていただくこととなります。
<令和7年度の1食当たりの学校給食費単価>
下記の単価表のうち、【改定前】と記載されている列の金額となります。
区分 | 改定前 | 改定率 | 改定後 | 増減 | |
小学校 | 1・2年 | 289円 | 109.7% | 317円 | 28円↑ |
3・4年 | 292円 | 320円 | 28円↑ | ||
5・6年 | 295円 | 323円 | 28円↑ | ||
中学校 | 351円 | 385円 | 34円↑ |
<学校給食費単価の内訳>
学校給食費の1食単価は、下記のものから構成されています。
1食単価 = 主食費(米飯・パン・麺) + 副食費(おかず) + 牛乳費(飲用牛乳)
〇 小学校高学年(5・6年生)の例
1食単価【295円】 = 主食費【93.32円】 + 副食費【147.65円】 + 牛乳費【54.03円】
※ 現在のように米代が高騰したり、牛乳代が上昇したりすると、1食単価が変わらない限り、副食費が圧迫され、おかずのための予算が減少することとなります。
献立を工夫しながら給食を提供しておりますが、副食費で賄うことが難しくなった際には、給食費の増額改定を検討することとなります。
<学校給食を提供するために要する経費の負担区分>
経費の負担区分については、学校給食法で定められています。
〇 学校給食の原材料や加工品代など、食品自体に要する経費 : 学校給食を受ける者(児童や生徒)の保護者
〇 調理に必要な施設・設備に要する経費(光熱水費や設備修繕費など)や職員の人件費など : 市立小中学校の設置者(江別市)
このことから、学校給食における食材の調達に要する経費は、保護者の皆様にご負担いただいているところです。
今回のような補助措置については、法律に照らし、例外的な取扱いであることをご理解いただくとともに、今後も安定的に学校給食を提供し続けていくためにも、給食費のお支払い漏れのないようお願いいたします。
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