ダンボール箱を使って生ごみの堆肥化
印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新
![]() | ![]() (温度計) |
![]() (こて) | |
![]() (しゃもじ) | |
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用意するもの
- 段ボール箱(45リットル程度)・・・10kg入りみかん箱程度の段ボール箱のふたの分を立ち上げて使用します。
- 基材(ピートモス10~15リットルともみがらくん炭10リットルを混ぜたもの。
- 温度計(100℃用)
- かくはん用具(移植ごて、古いしゃもじ、ゴム手袋)
- 調理はかり(投入する生ごみを計量するため、なくても良い)
- 段ボールを置く台は、ラップやガムテープなどの紙製の芯など通気性のある自然素材のもの
さあ、始めましょう
- 基材を段ボールに入れます(5分の1の基材を残し、1~2ヶ月後に加える)。
- 置く場所は15℃以上の温度のある室内に置きます。
- 通気性を良くするため、床や壁から5cm位隙間をあけて置きます。
- 最初はコップ2杯分の水を足して、生ごみを入れ、しっかりかき混ぜます。
- 生ごみはなるべく新しいうちに入れてください(虫の発生防止になります)。
- 大きいものは、小さく切って入れると、早く分解されます。
- 1日平均500g位処理できますが、多く入れたときは、翌日は入れないなど工夫しましょう。
- スイカやメロンの皮は水分を切り、細かくして入れます。
毎日の管理
- 生ごみを入れるたびにかき混ぜ、空気を入れてください。
- 温度計は箱の中心部分に差してください。温度が高いほど微生物が活発に動いています。
- 段ボール箱には必ずふたをしてください(防臭、防虫、保温効果のため)。
いつまで使えるの?
- 約3ヶ月間程度使用できますが、基材がべたついたり、固まりが多くなったり、サラサラではなくダマになったら終了です。
- 終了後は生ごみの投入をやめ、時々かき混ぜてください(1~2週間)。
- 堆肥として使うためには、更に1~2ヶ月間置きます(半年くらい寝かせるのがベストです)。
投入しないほうがいいもの
- 多量の塩蔵品、塩鮭や塩辛、ぬか漬けの床、古漬けのタクアンや大根葉など
(少量の食べ残しものなら、塩分が含まれても構いません。) - トウキビの芯、梅干の種など
- 鶏がらや豚の骨、カニの殻、貝殻
- 防腐剤が塗布してあるレモンの皮
- 玉ねぎの皮(水分を吸わないため)