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環境クリーンセンターの延命化工事について

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年10月10日更新

延命化工事とは

 環境クリーンセンターは、令和3年度末に運転開始から耐用年数といわれる20年が経過することから、
平成29年に、延命化・建替え・建替えプラス生ごみ処理施設の方法で比較検討を行った結果、現施設を
整備し令和18年度までの15年間延命化することを決定しました。
 今後も安定的な処理を継続するため、令和4年度から令和7年度までの4か年で機能保全及び長寿命化を
図ることを目的とした延命化工事を行っています。

現在の進捗について

 令和4年度から延命化工事が始まり、令和5年度末までの進捗率は約43%となっています。
これまでに行った工事の一部を紹介します。

ごみ破砕機 部分更新 

 ごみ破砕機は、ごみを細かく砕き次の工程の熱分解を安定させる前処理の設備です。
​刃の摩耗が進んだため新しい刃と交換し、ごみ処理の安定化を図ります。
ごみ破砕機を開放しているところ 破砕刃取付
      更新前の破砕刃           新しい破砕刃に交換中

ごみ供給コンベヤ改良更新

 ごみ供給コンベヤは、ごみ破砕機で細かく砕いたごみを熱分解ドラムごみ供給機へ
送り込む装置です。​経年劣化による腐食があるため機器全体を交換しました。

新チェーン挿入 試運転
 ごみを搬送するエプロンパン交換の様子        試運転状況

高圧ケーブル更新

  断線などのトラブルを防ぐため、クリーンセンターに電気を運ぶ送電線を交換しました。

新ケーブル引込 ケーブル施工完了

   新しいケーブルの引込の様子         ケーブル更新完了後

排ガス循環送風機更新

 排ガス循環送風機は、燃焼排ガスの温度調整を行う装置です。
​経年劣化による腐食があるため機器全体を交換しました。

排ガス循環送風機分解 排ガス循環送風機施工後
      分解中の送風機          排ガス循環送風機更新完了

回転式破砕機部分更新(燃やせないごみ施設)

 回転式破砕機は、粗破砕機で破砕されたごみを更に細かく破砕する装置です。
運転による摩耗のため部分更新を行っています。

回転式破砕機解体中 回転式破砕機施工後
    分解中の回転式破砕機           部分更新完了後