環境クリーンセンター延命化工事が完了しました
環境クリーンセンターは、令和3年度末に運転開始から耐用年数である20年が経過することから、
平成29年に、延命化・建替え・建替えプラス生ごみ処理施設の方法で比較検討を行った結果、現施設を
整備し令和18年度までの15年間延命化することを決定しました。
機能保全及び長寿命化を図ることを目的とした延命化工事は、令和4年度から4か年をかけ実施し、
令和8年3月に工事が完了しました。
焼却施設
始動用加熱炉 部分更新
施設の運転を開始する際に、熱分解ドラムをあらかじめ規定の温度まで温めるための設備です。
耐火材材質変更を行い断熱強化を図りました。
施工前 耐火材解体前 施工後
ごみ破砕機 部分更新
ごみ破砕機は、ごみを細かく砕き次の工程の熱分解を安定させる前処理の設備です。
刃の摩耗が進んだため新しい刃と交換し、ごみ処理の安定化を図りました。
更新前の破砕刃 更新後の破砕刃 更新後のごみ破砕機
ごみ供給コンベヤ 改良更新
ごみ供給コンベヤは、ごみ破砕機で細かく砕いたごみを熱分解ドラムごみ供給機へ
送り込む装置です。経年劣化による腐食があるため機器全体を交換しました。
ごみを搬送するエプロンパン交換の様子 試運転状況 更新後のごみ供給コンベヤ
排ガス循環送風機 更新
排ガス循環送風機は、燃焼排ガスの温度調整を行う装置です。
経年劣化による腐食があるため機器全体を交換しました。
排ガス循環送風機更新前 分解中の送風機 排ガス循環送風機更新完了
熱分解ドラム 部分更新
熱分解ドラムは、ごみを酸素のない(少ない)状態で加熱し、蒸し焼きにする円筒形の回転装置です。
熱分解ドラムの保温・加熱には、放熱ロスを抑え熱効率を高めるための保温材が使用されます。
耐用年数を迎えるため、保温材の交換をしました。
保温材撤去 保温材取付完了 更新完了
熱分解ドラムごみ供給機 更新
酸素がない状態で熱を加えて「ガス」と「炭」に分解する熱分解ドラムの燃焼・溶融工程を
安定化させるための前処理設備です。経年劣化による腐食があるため更新を行いました。
撤去中の熱分解ドラムごみ供給機 更新後の熱分解ドラムごみ供給機
熱分解固形物コンベヤ 部分更新
熱分解固形物コンベヤは、生成された炭化物や残渣を密封状態で搬送する装置です。
経年劣化による腐食があるためコンベヤの部分更新を行いました。
更新前の熱分解固形物コンベヤ 取付け状況 更新後の熱分解固形物コンベヤ
流動分別塔 更新
ガス化溶融炉などの高度なごみ処理施設で、ごみを焼却した後に、燃える成分と燃えない成分を
効率よく分けるための装置です。経年劣化による腐食があるため更新を行いました。
撤去中の流動分別塔 取付け状況 更新後の流動分別塔
真空掃除機 更新
真空掃除機は、場内のごみや粉塵を吸引する機械です。経年劣化による腐食があるため更新を行いました。
撤去中の真空掃除機 取付け状況 更新後の真空掃除機
誘引送風機 部分更新
炉内で焼却された後に発生する、高温の有害な排ガスを吸引し、煙突まで送り出す装置です。
経年劣化による電動機の取替や制御盤の更新を行いました。
撤去中の電動機 設置中の電動機
撤去中の制御盤 設置完了後の制御盤
ボイラ給水ポンプ 更新
ボイラ給水ポンプは、ボイラ内に高温・高圧の水を絶えず送り込むための機械です。
経年劣化による腐食があるため更新を行いました。
更新前のボイラ給水ポンプ 撤去状況 基礎斫り状況
基礎斫り完了 取付け状況 更新後のボイラ給水ポンプ
純水装置用水受水槽 更新
純水装置用水受水槽、純水装置へ安定した水量と水圧を供給するため、水道水を一時的にためるタンクです。
停電時などでも安定して使用できるようタンク容量を大きくし、更新を行いました。
更新前の純水装置用水受水槽 基礎増設完了時 更新後の純水装置用水受水槽
破砕施設
粗破砕機 部分更新
粗破砕機は、燃やせないごみや粗大ごみを、細かく破砕するための前処理として、粗めに破砕する装置です。
運転による摩耗があるため新しい刃と交換し、ごみ処理の安定化を図りました。
撤去中の破砕刃 取付け状況 更新後の破砕刃
回転式破砕機 部分更新
回転式破砕機は、粗破砕機で破砕されたごみを更に細かく破砕する装置です。
運転による摩耗があるため部分更新を行っています。
分解中の回転式破砕機 取付け状況 部分更新完了後
共通設備
高圧ケーブル 更新
断線などのトラブルを防ぐため、クリーンセンターに電気を運ぶ送電線を交換しました。
既設ケーブル撤去状況 新設ケーブル引込状況 ケーブル更新完了後
