「江別叢書」の発売は終了しました
-
江別叢書販売終了について
江別叢書は、平成元年3月に第一巻を発行して以降全10巻発行しましたが、令和4年3月31日をもちまして販売終了しました。江別叢書をお読みになりたい方は、教育委員会生涯学習課までご連絡ください。
【江別叢書に関するお問い合わせ】
教育委員会生涯学習課 電話 011-381-1060
(江別市高砂町24-6)叢書・江別に生きる
第一巻 世田谷物語
太田恒雄 著 1989年3月発行 定価1,800円(消費税込み)
終戦直前の昭和20年7月、戦禍広がる東京都世田谷区から“昭和の屯田兵”として、北海道・江別の泥炭地に入植した、教師・商社員・職人・俳優など農業とは無縁だった人々の夢と苦闘の物語。
第二巻 れんがと女
藤倉徹夫 著 1989年12月発行 定価1,500円(消費税込み)
北海道最大の煉瓦の生産地・野幌で、戦中から戦後にわたり煉瓦工場に働き、その発展を基底から支えた女たちによって語りだされるヒューマン・ドキュメント!
第五巻 人間の詩
望月芳明 著 1994年3月発行 定価1,600円(消費税込み)
朔北の地に土着し、ひたむきに生きながらその苦しみを己の文学精神の糧とし、生命の詩をうたった郷土のうたびとたちの魂の軌跡。
第六巻 番屋残照 ―ろまん・ふるさと草創
千田三四郎 著 1996年7月発行 定価1,800円(消費税込み)
時代は明治の初中葉。自然の圧倒的な、かつ神秘的なたたずまいを前に、人は怯えるような足取りで一歩、また一歩踏み出していくー。原初の自然と人が濃密に交錯し織りなす”ふるさと草創” ろまん三編。
第七巻 母たちの風景
櫛田栄子 著 1997年3月発行 定価1,800円(消費税込み)
昭和20年を分水嶺とし、価値観と世相などで大きな変転をとげた昭和を背景とした、この江別の中で生きてきた女たちの物語―それは、この街の美しい風景のひとつである。
第八巻 風雪の大地 ―対雁・脇豊勝日記―
柴村紀代 著 1999年3月発行 定価1,800円(消費税込み)
近代農業がいまだ確立していない時代。江別の対雁で農事を通して地域の発展に尽くし、生涯を篤農家として慕われた故脇豊勝が書き記した四十七年間の日記が語る、若き開拓者の夢と苦闘の物語。
第九巻 青年学校物語 ―忘れられた義務教育―
中村 齋 著 2000年3月発行 定価1,800円(消費税込み)
かつて、小学校の校門から兵営を結ぶ青年学校という名の軍隊予備校があった。十代の青少年たちは、そこで体を鍛え、兵器の使用方法などを学び、やがて前線へとたび立つ。忘れ去られようとしている、かつての義務教育・青年学校・・・・・・。彼らは何を学び、何を思ったのか。いま、あらためて問う。
第十巻 野幌原始林物語 ―森と人々とのシンフォニー―
小山心平、坂本与市、西田秀子、藤倉徹夫、松山 潤、村野紀雄 著 2002年3月発行 定価1,800円 (消費税込み)
「森があるから、生きてこれたのさ」。野幌の古老の呟やきが、世紀(とき)をへて今甦える。地球規模で自然環境が危機に瀕する今日、森と共に生きた祖先の嘆きが聴えてくる。本書は、森が生命であった先人が私たちに残してくれた”留魂の紙碑”である。
※第三巻 小森忍の生涯 松下 亘 著 1991年2月発行、第四巻 木製戦闘機 キ106 田中和夫 著 1992年6月発行は絶版となりました。