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叢書・江別に生きる 5 『人間の詩』

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年3月8日更新

人間の詩

望月芳明 著 1994年3月初版発行 1994年10月改訂版発行 定価1,600円(消費税込み)


 郷土のうたびとたちは、まずは作家たらん、芸術家たらんとする前に、そこに居住する人間として、また一生活者としての苦悩や哀歓を全面的に受け苦しみ悩み、そして泣き喜ぶ魂の詩をうたった人々であった。

…開拓時代の好風会、久保二瓢、土着時代の伊東音次郎、坪松一郎、自由と弾圧の時代の支部沈黙、小田邦雄や笠井清、そして作詞・作歌活動のなかばにして夭折した鎌田国一郎、本間静心子、土合龍子・景介兄弟など「人間の詩」をうたった歌びとたちと詩歌を紹介…

目 次

第一章  開拓のうた

              好風会・久保二瓢・山本一掬

第二章  土と生活のうた

              (一)伊東音次郎 口語短歌の魁

              (二)坪松一郎 平原の童謡詩人

              (三)くまざさ句会 土のうた

              (四)酪農三家 牛飼いのうた

第三章  人生のうた

              (一)支部沈黙 透明な詩精神

              (二)小田邦雄 純粋への憧憬

              (三)笠井清 革命の悲歌

第四章  生命のうた

              (一)鎌田国一郎 口語俳句の青春

              (二)立花守二 孤愁の青春

              (三)本間静心子 病床のうた

              (四)土合龍子・景介 俳句の悲しみ