教育長挨拶
こんにちは。教育長の黒川淳司です。
江別市教育委員会では、学校教育の充実をはじめ、市民全体の生涯学習、芸術や文化活動の振興、各種のスポーツ振興などに取り組んでいます。子どもから大人、高齢者まで、皆が生き生きと暮らすまちづくりを目指している江別市が、より一層充実していくことを願い、教育委員一同、そして教育部職員一同、力を尽くしていきたいと思っています。
令和5年度の江別市の学校教育は、小学校17校で児童数5,820名、中学校8校で生徒数2,898名、教員数686名(4月25日現在)でスタートいたしました。
江別市の目指す子ども像は、「夢を持ち 夢を語り 夢の実現に向けて行動する子ども」です。これは、どこか遠い理想であるとか飾りのようなものではなく、一人ひとりの「15歳の春」に、実現したいと強く願う姿です。
令和5年5月には、新型コロナウイルス感染症も感染症法上の2類相当から5類に位置付けられることとなり、小中学校で行われる学校行事等は、コロナ禍前に戻りつつあります。引き続き、安心・安全を第一に、児童生徒の学びを保障するための教育活動を推進してまいります。
今年は、3年間の準備・検討期間を経て、市内の全小中学校で小中一貫教育をスタートします。その他、「江別市学校教育基本計画」に基づき、計画に掲げる多くの施策を確実に進め、子どもたちの教育の充実に努めてまいります。
社会教育については、全ての市民が生涯を通じて心身ともに健やかで充実した生活が営めるように、「江別市社会教育総合計画」及び「江別市スポーツ振興計画」に基づいて、文化活動・スポーツに親しむ機会の提供に努めます。また、文化・歴史遺産を通じて市民の皆様が「ふるさと意識」を高めることができるように取組を進めてまいります。
江別市には、芸術・文化・スポーツを楽しみながら進める団体やサークルが数多くあり、充実した取組を進めています。これらの活動が、江別市のまちづくりに役立っていることを、たいへん嬉しく、そして誇りに思っております。また、市内4つの大学から、市民への公開講座など積極的に貢献いただいていることも江別市の大きな特徴です。
今年度も、江別市教育委員会に対しまして、各学校の教職員、保護者、各種団体の皆様、地域の方々、そして全ての市民の皆様の一層のご理解とご協力を、どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和5年4月25日
江別市教育委員会
教育長 黒川 淳司