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学校選択制アンケート結果

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

 江別市教育委員会では、学校選択制に関して、市民の皆さんのご意見を伺うため、平成15年9月に「保護者アンケート調査」を実施しました。
 市内小中学校の児童生徒および未就学児童(今年度3歳から15歳になるお子さん)の保護者約1万世帯から20%を無作為抽出し、2,065人にアンケート用紙を送付して、944人、45.7%の方から回答をいただきました。
 集計結果のあらましをお知らせします(最終集計:10月31日)。
 なお、学校選択制につきましては今回のアンケートのほか、保護者や教職員との意見交換、教育タウンミーティングなどでもさまざまなご意見をいただいています。現在、通学区域審議会で「導入の是非について」また、「導入が適当ならばどのような方法とするか」について、慎重に審議を行っています。

回答いただいた方のお子さんの年齢

項番項目件数比率
1就学前32934.9%
2小学校(1~3年生)21022.2%
3小学校(4~6年生)21322.6%
4中学校(1~3年生)18819.9%
5その他、無回答40.4%

問1 現在通学している学校について

学校までの距離はどうですか

項番項目件数比率
1近い30932.7%
2ちょうどよい36138.2%
3遠い19420.6%
4無回答808.5%
問1回答グラフ画像

●「遠い」は2割
 通学距離については、「ちょうどよい」が361件、「近い」が309件で、合わせて70.9%の人は通学距離に不満が無いようですが、194件、20.6%の人は現在の通学距離が遠いと感じています。

学校の規模はどうですか

項番項目件数比率
1小規模11011.7%
2ちょうどよい53556.7%
3大規模20421.6%
4無回答9510.1%

問1回答グラフ画像

●半数以上は「ちょうどよい」 学校の規模については半数以上の535人、56.7%の人が「ちょうどよい」と答えています。

学校の施設、設備は充実してますか

項番項目件数比率
1充実している10010.6%
2普通45948.6%
3充分でない26928.5%
4無回答11612.3%

問1回答グラフ画像

●3割は施設、設備が不充分
 学校の施設、設備について、「充実している」と答えた人は10.6%の100人でしたが、逆に「充分でない」と答えた人は28.5%、269人おりました。

教育活動は活発ですか

項番項目件数比率
1活発である29331.0%
2活発でない14715.6%
3わからない39041.3%
4無回答11412.1%

問1回答グラフ画像

●「活発である」が約3割
 教育活動については、「活発である」と答えた人が293人、31.0%で、逆に「活発でない」と答えた人はその半分の147人、15.6%でした。
 ただ、「わからない」と答えた人も390人、41.3%おり、学校からの情報発信が課題であります。

学校に特色がありますか

項番項目件数比率
1特色が多い17919.0%
2特色が少ない28830.5%
3わからない36138.2%
4無回答11612.3%

問1回答グラフ画像
●「特色が少ない」が約3割
 学校の特色については、「少ない」が288人、30.5%おり、「多い」は179人、19.0%でした。
 ただ、これについても学校のことがあまりわからない人も361人、38.2%おりました。

問2 学校選択制の実施について

項番項目件数比率
1賛成26327.9%
2どちらかと言うと賛成32434.3%
3どちらかと言うと反対18419.5%
4反対747.8%
5わからない697.3%
6その他303.2%
合計944100.0%

問2回答グラフ画像

●肯定的意見は約6割
 学校選択制については、「どちらかと言うと賛成」がトップで324人、34.3%。次いで「賛成」が263人、27.9%。以下「どちらかと言うと反対」184人、19.5%、「反対」74人、7.8%、「わからない」69人、7.3%の順になっています。
 このうち、「賛成」「どちらかと言うと賛成」を合わせると62.2%となり、逆に「反対」「どちらかと言 うと反対」を合わせると27.3%となっています。

問3  選択制に賛成する理由は(複数回答可)

項番項目件数比率(%)
1子どもの個性や希望に応じた学校選択の権利は障されるべきだから39467.1%
2学校に積極的に関わる意識や責任感が高まると思から15927.1%
3学校や将来について家庭で話す機会が増えると思から7612.9%
4学校において活性化に取り組む意識が高くなると思から21837.1%
5特色のある開かれた学校づくりが進むと思うから28047.7%
6学校教育の情報発信が進むと思うから10317.5%
7その他6010.2%
合計1,290219.8%
※比率の分母は賛成した総数(587人)です。

問3回答グラフ画像

●トップは「権利の保障」
 選択制に賛成する理由の内訳は、「権利は保障されるべき」がトップで394人。次いで「開かれた学校づくりが進む」280人。以下、「活性化に取り組む意識が高くなる」218人、「意識や責任感が高まる」159人、「情報発信が進む」103人、「家庭で話す機会が増加」76人となっています。

問4 選択制に反対する理由は(複数回答可)

項番項目件数比率
1学校間で格差が生じ、序列化が進むと思うから15660.5%
2学校と地域とのつながりが薄くなると思うから14054.3%
3遠距離の通学者が増え、通学の安全性に不安がきるから12950.0%
4学校施設の優劣で選ばれることが考えられ、本来目的が達成されないと思うから12950.0%
5保護者の考えを子どもに押し付ける懸念があるから8131.4%
6学校を商品化することにつながるから8332.2%
7その他4015.5%
合計758293.8%
※比率の分母は反対した総数(258人)です。

問4回答グラフ画像

●「学校の序列化」がトップ
 選択制に反対する理由の内訳は、「学校間で格差、序列化が進む」がトップで156人。次いで「地域とのつながりが薄くなる」が140人。以下、「通学の安全性」「学校施設の優劣で選ばれる」がいずれも129人、「学校の商品化につながる」83人、「保護者の考えの押し付け」81人となっています。

問5 もし、学校を選べたら、どの学校を選びますか

項番項目件数比率(%)
1通学区域で指定されている学校へ入学する55558.8%
2通学区域以外の学校へ入学する919.6%
3決められない、わからない29831.6%
合計944100.0%

問5回答グラフ画像

●指定の学校へ入学が6割
 学校選択制になったとした場合の通学する学校は、「通学区域で指定されている学校へ入学」が555人、58.8%となっていて、「通学区域以外の学校へ入学する」が91人、9.6%にとどまっていますが、「きめられない・わからない」人も298人、31.6%おります。

問6-1 問5で通学区域で指定されている学校に入学(指定校を選択)とした理由(複数回答可)

項番項目件数比率
1その学校が一番近い、あるいは通学しやすいから48387.0%
2本人の友人たちがその学校に通うだろうから35363.6%
3兄弟姉妹が通学している学校だから15327.6%
4学校と地域とのつながりを重要視しているから15628.1%
5学校の伝統や校風に魅力を感じるから264.7%
6いじめや荒れが少ないから7213.0%
7学校の教育活動(生徒指導、学習指導、ボランティア活動、クラブ活動等)に魅力を感じるから386.8%
8学校行事、授業などに特色のある学校だから224.0%
9学校施設・設備が整っている学校だから254.5%
10児童生徒の規模が適当だと考えたから6010.8%
11その他224.0%
合計1,410254.1%
※比率の分母は指定校を選択した総数(555人)です。

問6-1回答グラフ画像

●指定の学校に入学する理由は「一番近い」がトップ
 通学区域で指定されている学校に入学すると答えた人の理由は、トップが「一番近い」で483人。次いで「友人が通学」が353人。以下、「地域とのつながりを重要視している」156人、「兄弟姉妹が通学しているから」153人などとなっています。

問6-2 問5で通学区域以外の学校に入学(区域外の学校を選択)とした理由(複数回答可)

項番項目件数比率
1その学校が一番近い、あるいは通学しやすいから2729.7%
2本人の友人たちがその学校に通うだろうから2224.2%
3兄弟姉妹が通学している学校だから44.4%
4学校と地域とのつながりを重要視しているから55.5%
5学校の伝統や校風に魅力を感じるから1516.5%
6いじめや荒れが少ないから3336.3%
7学校の教育活動(生徒指導、学習指導、ボランティア活動、クラブ活動等)に魅力を感じるから4145.1%
8学校行事、授業などに特色のある学校だから3437.4%
9学校施設・設備が整っている学校だから2426.4%
10児童生徒の規模が適当だと考えたから2628.6%
11その他55.5%
合計236259.3%
※比率の分母は区域外の学校を選択した総数(91人)です。

問6-2回答グラフ画像

●区域外の学校へ入学する理由は「教育活動に魅力」がトップ
 通学区域外の学校に入学すると答えた方の理由は、トップが「教育活動に魅力」で41人。次いで「特色がある」で34人。以下、「いじめや荒れが少ない」33人、「一番近い」27人、「児童生徒の規模が適当」26人、「施設・設備が整っている」24人、「友人が通学」22人などとなっています。

問7 選択制が導入された場合、地域の活動はどうなると考えますか

項番項目件数比率
1地域を越えた交流など、今までにないよい面がまれてくると思う15816.7%
2地域の活動に参加できない子が増え、活動に障がでると思う19720.9%
3今とあまり変わらないと思う33335.3%
4どういう影響が出るかわからない21823.1%
5その他384.0%
合計944100.0%

問7回答グラフ画像

●3分の1は今と変わらず
 選択制が導入された場合、地域の活動はどうなるかという点については、「今とあまり変わらない」がトップで333人、35.3%。次いで「わからない」が218人、23.1%。以下、「活動に支障がでる」197人、20.9%、「よい面が生まれてくる」158人、16.7%となっています。

問8 学校を選ぶ上で、学校を知るため何が必要ですか(複数回答可)

項番項目件数比率
1学校公開や学校行事の公開日を何日か設けてほしい59963.5%
2学校案内(パンフレット等)を作成してほしい54958.2%
3学校だよりを自由にもらえるようにしてほしい32234.1%
4学校のホームページを充実してほしい30932.7%
5その他697.3%
合計1,848195.8%
※比率の分母は回答者総数(944人)。

問8回答グラフ画像

●学校を知るためには「学校公開など」の要望が高い
 学校を選ぶ上で、学校を知るために必要なことについては、トップが「学校公開や学校行事の公開日を何日か設けてほしい」で599人。 次いで「学校案内(パンフレット等)を作成してほしい」549人。以下「学校だよりを自由にもらえるようにしてほしい」322人、 「学校のホームページを充実してほしい」309人、「その他」69人となっています。