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小中学校の二学期制Q&A

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年2月19日更新

質問1

 通知表が3回から2回に減ることで、親が子どもの様子を知る機会や、子どもが自分の努力の様子を知る機会が減るのではないですか?

回答 

 確かに通知表の回数は減ります。しかし、例えば学習の理解が不十分な場合には学期の途中でも、次の指導にその評価を生かしていくように繰り返し指導します。
 また、 長期休業前には、一人一人に応じた休み中の目当てを持たせ、学習や生活ができるように指導します。これまで以上に、家庭訪問や懇談会、お便りや面談を通して子どもたちの様子をお知らせしていきたいと考えています。

質問2

 秋休みができることで、授業時間が減るのではないですか?

回答

 秋休みには、10月の祝日と連続して、原則、平日1日の休業日を充てています。

 長期休業は年間の総日数の範囲内で設定されるので、秋休みによって授業時間が減ることはありません。

 また、授業時間も始業式や終業式が1回減ることにより、増やせると考えています。

質問3

 二学期制になれば、すぐに充実した学校教育ができるのですか?

回答

 すぐにできるとは考えていませんが、教育課程の見直しや工夫が生かせるように努めて行く必要があります。授業時数のやりくりだけでなく、学習の連続性や評価のあり方、家庭や地域との連携、教育についての意識改革などの課題にも取り組む必要があります。
 また、夏・冬休みが学期の途中に位置づくという良さを生かし、自分の課題を見つけて追究したり、解決したりすることが連続するような配慮をしていけば、これまでと違った過ごし方ができると考えています。

質問4

 三学期制にデメリットがあったのですか?

回答

 三学期制のデメリットが前提にあるのではなく、より子どもたちの学習を充実させ、学校の特色ある活動を進めるためには二学期制がよりよい教育環境をつくることにつなげられると考えています。
 三学期制では、3学期の授業日は50日ほどしかなく、音楽・体育・図工・家庭等の授業は5・6回程度です。そのため、子どもたちをじっくり評価することが難しいところもあります。

質問5

 長期休業を有効に活用するとはどういうことですか?

回答

 長期休業が学期の途中になりますので、一層休業日の過ごし方が大切になります。長期休業でなければできないような家庭での体験もこれまでと同様大切なものですが、これまで以上に学力面での目当てや課題を明確にした過ごし方ができるように指導していきます。

質問6

 学校行事が大幅に変わるのですか?

回答

 大きく変わるということはありません。一つ一つの行事について有意義な取り組みとなるよう配慮していく必要があります。今ある行事の時期や内容を総合的に見直していくことで、これまでと様子が変わることはありえます。

質問7

 三学期制と二学期制の学校ができ、高校受験や転校の時に不利になりませんか?

回答

 進路指導にあたっては、前期までの評価に、10月~12月までの評価資料を加えた評価により行います。
 また、入学試験にあたっては、学年末までの評価を活用します。これは三学期制の学校と同じで、不利になることはありません。

質問8

 懇談や相談活動はどのようになりますか?

回答

 現在も各学校では生徒や保護者との面談や、家庭訪問や三者懇談の併用など工夫をしています。
 学習と生活の状況や進路相談の場を設定することにより、一人ひとりの生徒にこれまで以上に時間をかけて支援していくことができます。
 また、生徒の学習に対するつまずきや悩みを解決する場を準備します。