地震後の火災を防ぐために
印刷用ページを表示する 掲載日:2026年8月3日更新
地震後の火災を防ぐために
地震発生時及び発生後は、建物の損傷や家具の転倒により、火気器具・ガス設備・電気配線に異常が生じやすくなります。特に、停電からの復電(電気が戻ること)をきっかけに出火する「通電火災」は、避難中や不在時に発生するおそれがあり注意が必要です。
ご自身とご家族の安全を守るため、次の点を確認してください
揺れている間に大切なこと
- まず身の安全確保を最優先にしてください。落下物や点等物から身を守り、無理に移動しないでください。
- 揺れの最中は、火を消そうとして転倒ややけどに繋がる危険があります。安全が確保できない場合は、無理に火元へ近づかないでください。
揺れが収まったら(可能な範囲で)
状況に応じて、落ち着いて確認してください。
火気の確認
- 使用中のコンロやストーブなどがある場合は、周囲の安全を確保してから火を止めてください。
- 倒れた火気器具が可燃物(カーテンや紙類など)に触れていないか確認してください。
ガスの確認
- ガス臭がする場合は、火を使わず窓を開けて換気してください。
- ガス器具のつまみが開いたままになってないか確認してください。
- ガス設備に不安がある場合は、ガス会社等の案内に従い、復旧作業は慎重に行ってください。
電気の確認(通電火災の予防)
- 破損したコード、焦げたにおい、コンセントの破損などがないか確認してください。
- 水に濡れた電気製品や配線には触れないでください。
- 避難する場合は、可能であればブレーカーを切ることを検討してください。(安全が確保できる場合に限ります)
通電火災にご注意ください
停電後、電気が復旧した際に、損傷した配線や倒れた電気器具へ通電し出火する場合があります。次の状態は特に危険です。
- 家電が倒れ、可燃物に接触している
- 電源コードが家具の下敷きになっている、傷ついている
- コンセント周りに埃がたまっている、変形している
- 水がかかった家電をそのまま使用している
電気の復旧後に異常(焦げたにおい、煙、火花など)を感じた場合は、ブレーカーを切り、安全な場所へ避難して119番通報してください。
日頃からできる備え(チェック項目)
- 家具の転倒防止(固定器具の設置)
- 火気器具の周囲に燃えやすい物を置かない
- 傷んだ電源コードやたこ足配線を見直す
- コンセント周りを清掃し、埃をためない
- 住宅用火災警報器の点検(電池切れ確認)
- 消火器の設置及び使い方の確認
- 避難経路の確認(夜間も想定)
感震ブレーカーの設置をご検討ください
感震ブレーカーは、地震の強い揺れを感知すると自動で電気を遮断し、電気の復旧時の通電火災リスクを下げる効果が期待できます。避難で自宅を離れる場合や、不在時の出火リスクを減らしたい場合に有効です。
分電盤タイプ、コンセントタイプ、簡易タイプなどがありますので、住まいの状況に合ったものをご検討ください。医療機器など常時電源が必要な機器をご使用の場合は、導入前に必要な対策を確認してください。
地震後の火災を減らすため、感震ブレーカーの設置及び日頃の点検をお願いします。
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