消防団の紹介

消防団とは

　消防団とは会社員や自営業、主婦などの本業を持ちながら、災害対応や火災予防等の啓発活動

を行う消防団員が、「自分たちの街は自分たちで守る」という郷土愛護の精神に基づき、地域の安全

と安心を守るために活躍している団体です。 

消防団の動画（Youtube）　

　消防団PR動画

　江別市消防出初め式（屋外）令和５年

　江別市消防出初め式（屋内）令和５年

江別市消防団の歴史

　江別における消防組の誕生は明治３０年８月１２日、江別村の川沿いにあった旅館から出火した火災により、市街１３０余戸のうち１０５戸を焼失した江別大火がはじまりとなっております。
　一瞬にして多くの財産を失った人々は消防の必要性を痛感し、翌年に清酒醸造所を営む石崎益太郎らが手押しポンプ１台を配備し、公設江別消防組を発足させました。
　その後、昭和１４年に警防団となり、昭和２２年７月には江別消防団に改組されました。３分団体制からはじまった江別消防団はその後、５分団を増設し平成２７年１０月には女性分団が新設され、現在１本部９分団で活動しています。

消防団の組織

　江別市消防団は１本部８分団が男性団員、残りの１分団が女性団員で構成されています。条例定数は２００名となっており、１分団あたり約２０名の構成員で活動しています。

消防団の活動

　市内８つの区域に分割しそれぞれに消防車両を配置して、男性団員８分団が火災への対応や地震、風水害などの大規模災害時の活動に従事しています。災害が無い時は訓練や研修を行うと共に、火災予防の活動や市民への防火思想の啓発を行っております。女性団員は高齢者宅を戸別に訪問し防火指導を行うほか、市民に対して応急手当の講習を実施しています。

消防団員の身分と処遇

　　消防団員は非常勤の地方公務員で、出動に対する出動報酬及び費用弁償

　のほか年間一定額の報酬を受け取る事が出来ます。

　　また、公務により負傷した場合の補償や活動に必要な被服などが支給されます。

消防団協力事業所表示制度

　消防団協力事業所表示制度とは、消防団と事業所の協力体制を促進するため、消防団に協力している事業所に対し、社会貢献の証として表示証を交付する制度です。
　表示証を受けられるのは、江別市消防団協力事業所表示制度実施要綱に基づき、次のいずれかに該当する事業所となります。

•  従業員が消防団員として２名以上入団している。
• 就業時間中における消防団活動に積極的に配慮している。
• 災害活動時等における資機材または施設用地の提供等、消防団活動を支援している。