介護予防をはじめましょう
印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新
介護予防は、生涯にわたってできるだけ自立して暮らし、自分らしくいきいきと生きて行くことを目指して、自ら取り組むことが大切です。
「年を取ったら機能が低下するのは当たり前」と思っている方はいませんか?
高齢の方が心身の機能を低下させてしまう最大の原因は、「もう年だから」「おっくうだから」とあきらめて、身の回りことや外出をしなくなることです。体や頭を使わない生活は筋力や意欲を低下させ、やがて要介護状態や認知症を招くことにもつながります。
日常生活のちょっとした工夫で、自分でできることの範囲を広げ、過度の老化を防ぐことができます。介護予防は、生活習慣病などの予防と同じことですから、次のことを心掛け、元気なうちから取り組みましょう。
- 足腰の筋力をつける。
- 歩く・家事・庭仕事などを1日30分以上行い、体を動かす。
- 食べる楽しみを大切にする。
- タンパク質、エネルギー不足に注意する。
- 毎日のお口の手入れを欠かさずにする。
- しっかり噛(か)んで食べる。
- 歌や早口言葉で、口や周辺の筋力を高める。
- 社会活動や趣味に積極的に取り組む。
- かかりつけ医をもつ。
- 散歩・買い物・友人との交流、通院・通所など、さまざまな機会を活用して外に出る。
- 脱水予防に水分を十分とる。
「活発な生活をしていると、心身の機能が向上し、心身の機能が向上すると、生活がますます活発になる」といった好循環を作り、介護知らずの生活を目指しましょう。
なお、自分でできる元気度チェックのページを掲載しています。気軽にできるチェックですのでぜひ試してみましょう。