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高齢者のフレイル予防

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年5月20日更新

「フレイル」(虚弱状態)とは

 フレイルとは、年を重ね、体や心の働きが低下し、要介護状態に近づいた状態です。
 「最近ちょっと痩せてきたかも」「以前よりも歩く速度が遅くなってきた」「外出するのがおっくうな時がある」と感じることはありませんか。それはフレイルのサインかもしれません。

 フレイルを放置すると、健康や生活機能を損なう恐れがありますが、フレイルになっても、適切な行動で介護状態に進まず、再び健康な状態へ戻ることが可能です。人生100年時代を楽しく元気に、そして自分らしく生きていくために、「フレイル予防」に取り組みましょう。

フレイル予防

フレイル予防の3本柱 

フレイル予防は、「栄養(食事・口腔機能)」「身体活動」「社会参加」の3つの柱があります。
それぞれが互いに影響しており、3つとも取り組めている人ほど効果があります。複数の柱に取り組むことが大切です。

フレイル3本柱

(1) 栄養(食事・口腔機能)

  運動量が減ると食欲がなくなりがちですが、3食きちんと食べ、筋肉をつくるもとになる栄養を摂るために、肉や魚などからタンパク質をしっかり摂りましょう。また、食事がしっかり食べられるようお口の機能を保つことが重要です。

(2) 身体活動

  筋肉は足腰から弱っていきます。家の中の段差を活用した踏み台昇降や、ゆっくりとしたイスからの立ち座りなど足腰の筋肉を鍛えることが大切です。 じっとしている時間を減らし、買い物や散歩など、いつもより10分多く動くことを意識してみましょう。

(3) 社会参加 

  社会参加をすることで活動的な生活となり、体力がつく、行動範囲が広がるといった元気の好循環につながります。
  社会参加は特別なことではありません。できるだけ外へ出て、活動したり、人とのつながりを持ちましょう。

 フレイル予防リーフレットを活用しましょう

 各包括支援センターの保健師が中心となり、「フレイル予防」について紹介したリーフレットを作成しました。
 このリーフレットを活用して、フレイルのことを知り、予防に取り組みましょう。
 また、生活の中で取り組める「運動」「食事」「口腔」「社会参加」のポイントをまとめた付録を作成しました。ぜひ自宅の見えるところに貼ってご活用ください。

 介護保険課窓口(14番窓口)のほか、地域包括支援センター、公民館、体育館等にて配布しております。また、ご希望の方には郵送いたしますので、介護保険課(011-381-1067)までお問い合わせください。

令和6年3月発行

フレイル予防リーフレット

人生100年時代を元気に乗り切るために、健康寿命を延ばす鍵は「フレイル予防」 [PDFファイル/822KB]

付録

付録「毎日の習慣にフレイル予防でいきいき健康生活!」[PDFファイル/816KB]

新型コロナウイルス感染症流行時、作成分

 新型コロナウイルス感染症の流行時に作成した「フレイル予防リーフレット」も、現在の生活に活用できることがたくさんありますので、ご興味のある方は「フレイル予防リーフレット一覧のページ」も合わせてご覧ください。

 

 

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