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江別が誇る農産品 小麦

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

 江別市は石狩管内でも有数の小麦産地であり、中でも有名な品種が「ハルユタカ」です。

 「ハルユタカ」は高品質である一方で栽培が難しい品種ですが、「初冬まき栽培」が普及し安定した収量を確保することに成功しました。

写真:収穫前のハルユタカ
収穫前のハルユタカ

 小学校の食育授業では、ほ場見学やラーメンづくりを体験する「小麦追跡学習」が行われているほか、学校給食でも江別産小麦が使用されており、市内外で注目される存在となっています。

写真:小麦追跡学習の様子
小麦追跡学習

 「ハルユタカ」のほかにも、多収量品種の「きたほなみ」やパン用超強力粉「ゆめちから」、ハルユタカの遺伝子を持った「春よ恋」といった品種が生産され、麺やパン、スイーツなどさまざまな形でみなさんの食卓に並んでいます。

 小麦の収穫風景は圧巻です。立派なコンバイ ンで次々と小麦を刈り取っていきます。刈り取られた小麦から種子を取り出し、乾燥させるところまでが農家さんのお仕事です。

 その後農協などを通して、製粉会社で小麦粉になり、さらには製麺会社や製パン会社でみなさんの食卓に並ぶ製品へと加工されます。

写真:「春よ恋」の収穫風景1写真:「春よ恋」の収穫風景2
「春よ恋」の収穫風景

 また、江別産小麦の振興を目的とする「江別麦の会」や、市内産学官交流組織「江別経済ネットワーク」による「麦の里えべつ」キャンペーンも展開されており、江別産小麦を使ったメニューを提供する飲食店も増えています。

 高タンパクで風味豊かな「ハルユタカ」をはじめ、江別産の小麦はパン、ラーメン、うどんなどに製品化され、高い評価を得ています。

写真:江別小麦めん
江別小麦めん