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~麦の里えべつ~ 市内の小学生が「小麦追跡学習」で地産地消を学びました。

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年11月22日更新

小麦追跡学習

 7月4日(火曜日)いずみ野小学校6年生27名、14日(金曜日)上江別小学校5年生105名を対象に、江別の小麦が畑で生産され、麺になるまでをたどる「小麦追跡学習」を行いました。 

 児童たちは、篠津地区の生産者であり江別麦の会会長の萩原英樹さんの小麦畑を訪れ、収穫前のハルユタカに触れながら、一年間の生産の流れや他品種の小麦との違いを学びました。質問タイムでは「なぜ幻の小麦と言われているのですか」、「天敵の虫はいるのですか」などさまざまな質問が投げかけられ、児童たちは、丁寧に説明する萩原さんの回答を真剣に聞いている様子でした。 

 また、都市と農村の交流センター(えみくる)にて江別製粉株式会社の本田睦美さん、株式会社菊水の髙野将徳さんから、生産から加工・流通までのお話を聞きました。その後、実際に製粉・製麺を体験し、児童からは「小麦の粒が硬くて意外だった」、「グルテンの力がとても強くてびっくりした」といった声が聞かれました。 

 少しずつ茶色に色づく小麦の穂や、石臼で引かれた小麦粉、小麦特有のグルテン、ラーメンの生地など、さまざまな姿の小麦に触れ、普段学校給食に出ているラーメンやパンが身近な人たちの手によって姿を変えながら食卓に届いていることを学びました。  

 児童が小麦畑で説明を受けている様子 児童が小麦畑を見学する様子

 児童が製粉体験をする様子 児童が製麺体験をする様子

 上江別小学校5年生が10月16日(月曜日)、19日(木曜日)、23日(木曜日)に、いずみ野小学校6年生が24日(火曜日)に、都市と農村の交流センター(えみくる)で、江別の小麦「ハルユタカ」を使用したピザづくり体験を行いました。

 講師にNPO法人江北まちづくり会の三角晴美さんを招いてピザづくりを教わりました。児童たちは作り方を聞きながら、江別産ハルユタカ100%の小麦粉を使ってピザ生地をつくり、三角さんお手製の濃厚トマトソースと玉ねぎ、チーズをのせて、えみくるにあるピザ窯で焼き上げました。

 自分で作ったピザを食べた児童からは、「ハルユタカの食感がもちもちで、すごく美味しかった、もっと食べたい」、「苦手な玉ねぎも焼いたら美味しく食べることができた」といった声が聞かれました。

 ピザを食べ終わった後に、農業者でもある三角さんから、食べ物の大切さをはじめ、江別の農業についてお話しいただき、「農業は命を守る仕事である」ということ教えていただきました。児童たちは、三角さんのお話を熱心に聞いて、質問などを通して、農業や食への理解をより一層深めることができました。

ピザのトッピングをする様子 ピザ窯で焼く様子

ピザを食べる様子 ピザを食べる様子