江別市の妊婦さんとそのご家族へ
このページでは、お母さんとお腹の赤ちゃんが健やかにマタニティライフを送ることができるよう、下記の情報をご案内しています。
● 妊娠がわかったら
妊娠がわかったら、妊娠の届出(予約制)をしましょう
妊娠の届出では、保健師・助産師との面談で、妊娠期の見通しをお伝えしたり、心配事のご相談に応じたりします。
また、母子健康手帳や妊産婦一般健康診査等受診票等の交付を行い、妊婦支援給付金の申請もお受けします。
詳細や予約方法は妊娠の届出のページをご覧ください。
江別市に転入された妊婦さんは、妊娠中及び産後1か月以内に転入した方へのページをご覧ください。
妊娠初期(妊娠15週まで)の過ごし方
妊娠初期は、赤ちゃんの身体が作られ、赤ちゃんに栄養などを供給する胎盤が完成する大切な時期です。
丈夫な胎盤を作るには血流を良くすることが大切なので、疲労やストレス、冷え、たばこは大敵です。
しっかり休息をとりましょう。
多くの妊婦さんは、妊娠初期につわりを経験します。
食事を十分に摂れなくても、お腹の赤ちゃんはまだ小さいので、お母さんに蓄えられた栄養で成長できます。
つわりや胸やけが辛い方は、下記のリーフレットをご覧ください。
葉酸は、妊娠前から妊娠後期まで意識して摂るべき栄養素で、ブロッコリーやほうれん草に豊富に含まれます。
江別市では、簡単☆野菜レシピをご紹介しています。
妊娠初期には特に、催奇形因子(薬剤、放射線など)に注意が必要です。
ただし、妊娠中に服用できる薬剤もあるので、持病がある妊婦さんは自己中断せずに、主治医とよく相談してください。
妊娠中の感染により、お腹の赤ちゃんに影響を及ぼす場合があります。
日常的に手洗いをする、上の子と食器などを共有しない、生ものを食べない、動物の糞との接触をさけるなどの感染対策をしましょう。
妊娠中期(妊娠16週から27週まで)の過ごし方
妊娠中期は、お腹の赤ちゃんが成長する時期で、手足も動かすようになります。
お腹の外の音や光にも反応する時期なので、たくさん話しかけてみましょう。
この時期は、お母さんの身体にも変化(マイナートラブル)が生じてきます。
下記のリーフレットをご覧になり、マイナートラブルに対処していきましょう。
・こむらがえりのリーフレット [PDFファイル/230KB]
・浮腫(むくみ)のリーフレット [PDFファイル/276KB]
つわりが落ち着いて、体重が増えやすい時期でもあります。
妊娠中の体重は、増えすぎても少なすぎてもリスクが生じるので、ご自身の望ましい体重増加量を確認しましょう。
食事は「主食」を中心にエネルギーをしっかりと、「主菜」を組み合わせてたんぱく質を十分に、「副菜」でビタミン・ミネラルをたっぷりとりましょう。
体調が落ち着いている時は、ウォーキングやマタニティエクササイズに取り組みましょう。
・マタニティエクササイズのリーフレット [PDFファイル/239KB]
妊娠中は、ホルモンの変化などでお口のトラブルが起こりやすくなります。
歯周病は低出生体重児や早産のリスクになると言われており、体調が安定している妊娠中期に歯科健診を受けることをお勧めしています。
保健センターでは、無料で歯科健診を受けられます。詳しくは、妊婦歯科健診のページをご覧ください。
妊娠後期(妊娠28週以降)の過ごし方
妊娠後期は、赤ちゃんもお母さんも、出産に向けた準備を整える時期です。
入院バッグの準備や育児用品の購入など、環境を整えておきましょう。
お腹の張りを感じたら、横になって休みましょう。
出産前に知っておいてほしいこと
赤ちゃんに会うのが楽しみな一方で、育児をうまくやっていけるか不安な妊婦さんもいるのではないでしょうか。
実際に、産後は身体の急激な変化や環境の変化、育児に伴う疲れなどで、気持ちが落ち込みやすくなります。
産後3~10日頃に起きる一時的な気持ちの落ち込みはマタニティーブルーズと言われており、3~5割の方に見られる症状です。
この症状が2週間以上続いたり、悪化したりする時は、産後うつの恐れがあります。
また、最近は男性の産後うつも増えていると言われています。
実際に出産はしませんが、仕事と育児のバランスがとれずに休息をとれなかったり、夫婦関係に変化が生じたりすることで、精神的な不調が生じると考えられています。
辛い気持ちへの対処方法の一例をご紹介します。
・育児は思いどおりにいかないことの連続。100点満点を目指さない。
・産後ケアなどのサービスを使って休息をとる(産後ケアの詳細はこちら)。
・信頼できる人に辛い気持ちを話す。
・家族間でもお互いに思いやりをもって接する。
辛い気持ちが長引くときや気になる症状があるときは、病院や保健センターにご相談ください。
妊娠・出産や育児のことを詳しく知りたい方へ
・妊娠中の食事について詳しく知りたい
・妊娠中の過ごし方や出産について知りたい
・他の妊婦さんと交流したい
そんな方には、マタニティスクールがお勧めです。
詳しくは、マタニティスクールのページをご覧ください。
・育児の手技を練習したい
・お父さん(夫・パートナー)と参加したい
・土日しか参加できない
そんな方には、育児体験がお勧めです。
詳しくは、育児体験のページをご覧ください。
専門職に相談したい方へ
保健センターでは、保健師・助産師が妊婦さんやそのご家族からの相談をお受けしています。
お気軽に下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
月に1回の妊婦・親子健康相談でも、保健師や栄養士に相談することができます。
詳しくは、妊婦・親子健康相談のページをご覧ください。