小麦畑を駆け抜ける!麦の里江別で地産地消を学ぶ「小麦追跡学習」
小麦追跡学習
江別の小麦が畑から口に入るまでをたどる「小麦追跡学習」を行いました。
7月12日(木曜日)、いずみ野小学校6年生が、20日(金曜日)には、上江別小学校 5年生の児童が篠津地区の生産者 萩原英樹さんの小麦畑を訪れ小麦について学び、「気持ちいい!」と畑を駆け抜けました。また、昨年度オープンした都市と農村の交流センター(えみくる)にて江別製粉(株)松本愛さんや(株)菊水 中川宣幸さんから、生産から加工・流通までのお話しを聞きました。
収穫期に差し掛かり、少しずつ茶色に色づく小麦の穂や、石臼で引かれた小麦粉、小麦特有のグルテン、ラーメンの生地など、様々な姿の小麦に触れ、普段学校給食に出ているラーメンやパンが身近な人たちの手によって姿を変えながら食卓に届いていることを学びました。
夏に学んだ小麦「ハルユタカ」を使ったピザづくり体験を、いずみ野小学校の児童が10月15日(月曜日)、上江別小学校の児童が12月3日(月曜日)、6日(木曜日)、7日(金曜日)に、都市と農村の交流センター(えみくる)にて行いました。
ピザづくりの講師には、農業者であり、えみくるを中心に大学生などに食育活動をされている三角晴美さんを招き、ピザづくりだけでなく江別の農業について、また、農業の大切さについてのお話を聞きました。三角さんはお話のなかで、「農業は人の命を守る大切な仕事、毎日一生懸命人の命を繋いでいる。食べ物は大切に食べようね」と児童に呼びかけました。
ピザは、生地にハルユタカを100%使用し、トッピングには、地元食材の町村農場のチーズや三角さんの家で採れた新鮮なトマトをふんだんに使用したトマトソースなど、江別のおいしさをギュッと詰め込んだピザになりました。児童は、えみくるにあるピザ釜を実際に体験し、自らが作ったオリジナルのピザを「生地が甘くておいしい!ハルユタカってすごいんだね」とほおばり、江別の地産地消について学びました。