~麦の里えべつ~ 市内の小学生が「小麦追跡学習」で地産地消を学びました。
小麦追跡学習
7月2日(火曜日)上江別小学校5年生87名、4日(木曜日)いずみ野小学校3年生42名を対象に、江別の小麦が畑で生産され、麺になるまでをたどる「小麦追跡学習」を行いました。
児童たちは、篠津地区の生産者であり江別麦の会会長の萩原英樹さんの小麦畑を訪れ、収穫前のハルユタカに触れながら、一年間の生産の流れや他品種の小麦との違いを学びました。質問タイムでは「江別市でどれだけの量の小麦がとれますか」などの質問が投げかけられました。児童たちは、丁寧に説明する萩原さんの回答を真剣に聞いている様子でした。その他にも、「小麦畑が想像より広くてびっくりした」「触ってみると麦のヒゲがチクチクした」などの感想も聞こえてきました。
また、都市と農村の交流センター(えみくる)にて江別製粉株式会社の本田睦美さん、株式会社菊水の髙野将徳さんから、生産から加工・流通までのお話を聞きました。その後、実際に製粉・製麺を体験し、児童からは「小麦のグルテンがどこまでも伸びて驚いた」、「小麦のいい香りがする」といった声が聞かれました。
少しずつ色づく小麦の穂や石臼で引かれた小麦粉、小麦特有のグルテン、ラーメンの生地など、さまざまな小麦の姿に触れ、江別産の小麦が身近な人たちの手によって、普段学校給食にも出ているラーメンやパンなどに姿を変え、食卓に届いていることを学びました。