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~麦の里えべつ~ 市内の小学生が「小麦追跡学習」で地産地消を学びました。

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年11月15日更新

小麦追跡学習

  7月2日(火曜日)上江別小学校5年生87名、4日(木曜日)いずみ野小学校3年生42名を対象に、江別の小麦が畑で生産され、麺になるまでをたどる「小麦追跡学習」を行いました。

 児童たちは、篠津地区の生産者であり江別麦の会会長の萩原英樹さんの小麦畑を訪れ、収穫前のハルユタカに触れながら、一年間の生産の流れや他品種の小麦との違いを学びました。質問タイムでは「江別市でどれだけの量の小麦がとれますか」などの質問が投げかけられました。児童たちは、丁寧に説明する萩原さんの回答を真剣に聞いている様子でした。その他にも、「収穫機のタイヤが自分の背よりも大きくてびっくりした」「触ってみると麦のヒゲがチクチクした」などの感想も聞こえてきました。
 

 また、都市と農村の交流センター(えみくる)にて江別製粉株式会社の本田睦美さん、株式会社菊水の髙野将徳さんから、生産から加工・流通までのお話を聞きました。その後、実際に製粉・製麺を体験し、児童からは「小麦のグルテンがどこまでも伸びて驚いた」、「固い小麦の粒が粉に変わるのが面白い」といった声が聞かれました。


  少しずつ色づく小麦の穂や石臼で引かれた小麦粉、小麦特有のグルテン、ラーメンの生地など、さまざまな小麦の姿に触れ、江別産の小麦が身近な人たちの手によって、普段学校給食にも出ているラーメンやパンなどに姿を変え、食卓に届いていることを学びました。

児童が小麦畑で説明を受けている様子  児童が小麦畑を見学する様子

児童が製粉体験をする様子  児童が製麺体験をする様子

 上江別小学校5年生が10月29日(火曜日)、31日(木曜日)、11月8日(金曜日)に、いずみ野小学校3年生が11月5日(火曜日)に、都市と農村の交流センター(えみくる)で、江別の小麦「ハルユタカ」を使用したピザづくり体験を行いました。

 講師にNPO法人江北まちづくり会の三角晴美さんを招いて、ピザづくりを教わりました。児童たちは作り方を聞きながら、江別産ハルユタカ100%の小麦粉を使ってピザ生地をつくり、三角さんお手製の濃厚トマトソースと玉ねぎ、ベーコン、チーズをのせて、えみくるにあるピザ窯で焼き上げました。

 自分で作ったピザを食べた児童からは、「生地をこねるのが難しかったけど、上手に焼くことができて良かった」、「苦手な玉ねぎも、ピザに入れて焼くと甘くなって、おいしく食べることができた」といった声が聞かれました。

 ピザを食べ終わった後に、農業者でもある三角さんから、食べ物の大切さをはじめ、江別の農業についてお話しいただき、「農業は命を守る仕事である」ということ教えていただきました。児童たちは、三角さんのお話を熱心に聞き、質問などを通して、農業や食への理解をより一層深めることができました。

児童がピザにトッピングをする様子  児童がピザ生地づくりをする様子

児童が窯でピザを焼く様子  児童がピザを食べている様子