江別産の魅力を知ろう!市内の中学生が地産地消を学ぶ「えべつの逸品!お弁当&レシピコンテスト」を開催します。
「えべつの逸品!お弁当&レシピコンテスト」に向けた事前授業
「えべつの逸品!お弁当&レシピコンテスト」は、今年度で10回目の開催となります。中央中学校1、2年生、大麻中学校1年生、江陽中学校2年生、江別第三中学校2年生の計4校5学年646名の生徒が参加します。
コンテストに先立って、7月に江別の食にまつわる基礎知識を付けるため「地産地消」をテーマに、講師による出前授業が4校で行われました。
中央中学校と大麻中学校では、野菜ソムリエプロの中橋賢一さんから、「採れたては最高の調味料」をキーワードに、普段生活している江別に多くの魅力が詰まっていることについて歴史を交えてお話しいただきました。また、「いただきます」や「ごちそうさま」に込められた意味について教えていただき、コンテストをきっかけに、江別産の宝物を見つけてほしいといった想いも伝えていただきました。
江陽中学校では、株式会社菊田食品の郷和樹さんから、SDGsに関連し、食の面から生徒たちが身近に出来ることを教えていただきました。また、江別には農畜産物だけでなく、その加工品も多く存在していることを紹介いただきました。特に自社で扱われている大豆について、栽培の歴史から豆腐の作り方についてご説明いただき、お弁当のヒントになるような商品の紹介もしていただきました。
江別第三中学校では、野菜ソムリエでもある豊幌地区の森農場の森雅美さんから、「食べることは生きること」、「食事は夢を叶える味方になる」という言葉とともに、自身の経験から感じた食の持つ力や、夢を叶えて活躍するアスリートの食事を例に、栄養素の役割についてお話いただきました。また、地産地消のメリットについて環境や経済への影響も含めて教えていただきました。
各校の生徒たちからは「レシピの参考にしたい」、「自分で江別の野菜を探してみようと思う」といった声が聞かれました。
夏休み中に生徒たちは、授業で教わったことを活かして江別産の新鮮な食材を使った、思い思いのレシピを作成します。