除排雪事業の検証に基づく取組み
除排雪事業の検証に基づく取組み
市では、「令和3年度の大雪に関する検証結果報告書」に基づき、毎年、除排雪事業の実施後に庁内検討を行い、抽出した課題に対する検討を実施しています。
検討結果については、次年度以降の除排雪事業に反映し、「市民の安全・安心な冬の暮らしの確保」につなげるよう努めています。
■検証のイメージ
令和5年度の除排雪事業の検証に基づく取組み
令和5年度の除排雪事業の課題等を検証した結果、これまでの取組みに加え、下記について実施します。
1.除排雪機械運転免許等の取得支援
近年、除排雪事業従事者の高齢化や人手不足が課題となっており、将来的な事業の担い手不足により、市民生活へ支障を及ぼす恐れがあることから、将来的に安定した除排雪体制の維持へつなげるため、令和6年4月より、除排雪機械の運転免許等を取得する費用の一部を事業者へ支援する助成制度を開始しました。
2.GPS等のデジタル技術の活用の継続検討
デジタル技術の活用による除雪進捗状況の把握や業務効率化に向けた検討を進めます。
令和6年度は、除雪車両にGPS端末を搭載して運行状況のデータ収集を行うほか、試行調査として、市内小中学校において歩道除雪の進捗状況のデータ閲覧を可能とし、休校判断への活用の可能性について検証を進めます。
令和4年度の除排雪事業の検証に基づく取組み
令和4年度の除排雪事業の課題等を検証した結果、これまでの取組みに加え、下記について実施します。
1.通行の確保を優先する幹線道路の見直し
令和4年度の道路状況やバス事業者からの聞き取り結果を踏まえ、元江別地区のバス路線1路線を「通行の確保を優先するバス路線」として新たに追加しました。
※ 「通行の確保を優先する幹線道路」はこちらから [PDFファイル/6.29MB]
2.地デジ広報の活用
インターネット通信環境が無い市民への情報発信の対応として、地デジ広報(UHB)を活用し、大雪時における緊急情報や除雪作業に関する情報を発信します。
※地デジ広報の詳細についてはこちらから
3.GPS等のデジタル技術の活用の継続検討
デジタル技術の活用による除雪進捗状況の把握や業務効率化に向けた検討を進めます。