本州の港湾等で発見されている「ヒアリ」について
平成29年6月13日、環境省は、兵庫県尼崎市において、中国から到着した貨物(コンテナ)から特定外来生物「ヒアリ」が
国内で初めて確認されたと発表し、7月18日現在、神戸市、名古屋市、大阪市、東京都や、東京港で陸揚げされ茨城県
常陸太田市に搬送されたコンテナでも発見されています。
ヒアリは温暖な地域に生息するアリで、北海道では発見されていませんが、国際物流コンテナに付着し港湾などから侵
入する可能性もありますので、ヒアリに似たアリを発見した場合は、絶対に素手で触ることのないよう注意してください。
ヒアリは毒針を持ち、刺された場合は痛みやかゆみ、発熱、じんましん、激しい動悸などの症状が引き起こされ、まれには
アレルギー性のショックで昏睡状態に陥ることもありますので、めまいなど急な状態の変化があれば直ぐに医療機関を受診
し「アリに刺されてアレルギー反応の可能性がある」と伝えてください。
北海道にいるアリの仲間ではエゾアカヤマアリに似ているとされますが、以下のような違いがあります。
※ヒアリを発見した場合は、専門家による確認が必要になりますので
北海道地方環境事務所 (北海道札幌市北区北8条西2丁目 札幌第一合同庁舎3F
TEL 011-299-1950 FAX 011-736-1234)
に通報してください。
その他、ヒアリの特徴や見分け方は以下のようなものがあります。(環境省作成「ストップ・ザ・ヒアリ」より抜粋」
詳細は、環境省の「ストップ・ザ・ヒアリ(PDF:1.37MB)https://www.env.go.jp/nature/intro/4document/files/20190314hiari.pdf」を
ご覧ください。
その他ヒアリ関連情報は、環境省HP 「ヒアリに関する諸情報についてhttp://www.env.go.jp/nature/dobutsu/fireant.html」
をご確認ください。
【参考情報】