野鳥の高病原性インフルエンザについて
令和3年冬~令和4年春シーズンの高病原性鳥インフルエンザについては、令和3年11月11日から野鳥サーベイ
ランスの対応レベルが3に引き上げられており、野生鳥獣個体では4月12日むかわ町の衰弱野鳥(クマタカ)から
79例目の感染が確認されております。
また、4月16日には、白老町の農場、網走市の農場の2カ所で高病原性鳥インフルエンザの患畜発生が確認されて
おり、現在防疫措置が行われているところです。
鳥インフルエンザは、感染した鳥やその排出物に直接触れるなどの濃厚な接触をしなければ、人には感染しないと
考えられていますが、念のため以下の点に注意しましょう。
1.水辺などで衰弱や死亡している野鳥を見つけたときは、素手で触らないようにしましょう。
2.野鳥の排泄物に触れたときは、手洗いやうがいをしましょう。
3.水辺等に立ち寄った場合は、野鳥の排泄物を踏んでいる可能性もありますので、ウイルスの拡散を防ぐため
にも念のため靴底を洗いましょう。
4.野生動物へは決してエサなどを与えず、近づかないようにしてそっと見守りましょう。
以上の予防対策を守っていれば、過度に心配する必要はありませんので、冷静な対応をお願いします。
野鳥の不審な大量死を見つけた場合は、北海道石狩振興局環境生活課へ通報してください。
ただし、ハクチョウやガン、カルガモ以外のカモ類、ツルなどの渡り鳥や、猛禽類(ワシ、ハヤブサ、フクロウなど)は、
1羽でも連絡をお願いします。
※明らかに事故死であれば通報の必要はありません。
北海道石狩振興局保健環境部環境生活課 011-231-4111(内34-384) 011-204-5825(直通)
なお、休日・夜間は道庁大代表 011-231-4111に電話し、「死亡野鳥の相談」と伝えてください。
【参考情報】