ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

災害で壊れた太陽光パネルは危険です

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年12月16日更新

浸水・破損した太陽光発電設備にご注意ください

家庭や事業所に設置された太陽光発電設備は、災害等によって浸水・破損した場合であっても光が当たれば発電をすることは可能です。このため、破損箇所等に触れた場合、感電をするおそれがあります。また、モジュール(太陽光パネル)によっては鉛やセレン、カドミウムなどの有害物質が使われている場合があり、破損の状況によっては有害物質が流出する恐れもあります。家庭や事業所に設置した太陽光発電設備が台風や豪雨などの被害にあったときは、むやみに近づかないように十分に注意してください。

太陽光発電設備が壊れたときは…

太陽光発電設備が台風や豪雨などの被害にあったときは、むやみに近づいたり触ったりせず、販売施工業者に連絡して対策を行ってください。なお、50キロワット以上の施設の場合は、選任している電気主任技術者に連絡して対策を行ってください。

【重要】壊れた太陽光発電設備にはむやみに近づかないでください

無題

 

経済産業省からは以下のような注意点が示されています。

太陽光発電設備(モジュール(太陽光パネル)、架台・支持物、集電箱、パワーコンディショナー、送電設備(キュービクル等))は、浸水しているときに接近すると感電するおそれがあるので、近づかないこと。
モジュール(太陽光パネル)は、光があると発電するため感電するおそれがあるので、漂流しているモジュール(太陽光パネル)や漂着・放置されているモジュール(太陽光パネル)を復旧作業等でやむを得ず取り扱うときは、素手では触らず、感電対策(ゴム手袋、ゴム長靴の使用等)などによって感電リスクを低減すること。
感電の恐れがある太陽光発電設備を見つけたら、周囲に注意を呼びかけること。
壊れたモジュール(太陽光パネル)を処理するときは、ブルーシート等で覆い遮蔽するか、パネル面を地面に向けて、感電防止に努めること。
水が引いた後でも、太陽光発電設備の機器の内部に水分が残っていると感電のおそれがあるので、復旧作業に当たっては感電防止に努めること。
水が引いた後でも、太陽光発電設備の機器の内部に残った湿気や汚損により発火することがあるので、復旧作業に当たっては十分な注意を払って電気火災防止に努めること。

「水没した太陽電池発電設備による感電防止についてのお願い(周知)」 (経済産業省ホームページ)