ヒグマの出没に注意してください
印刷用ページを表示する 掲載日:2024年4月1日更新
北海道には多くの地域にヒグマが生息しているため、山菜採りや釣りなどで野山に入る際には、事前に関係機関の出没情報を確認するなど十分に注意してください。
また、ヒグマは通常冬には冬眠しますが、まれに冬でも活動が確認されています。歩くスキーや野鳥観察などの際にも注意が必要です。
- ヒグマの誘因物となる生ゴミなどの管理を徹底しましょう。
- 歩くスキーや野鳥観察などで野山に入る際には、ヒグマの冬眠期間であっても、極力単独行動をしないで、鈴などの鳴り物を携行するなど、十分注意しましょう。
<参考>
冬期間に冬眠しないヒグマについては、専門家から次のような説があげられています。
- ドングリなど山の実なりが不作などの理由で冬眠に必要な栄養を蓄えられていないため、冬眠できない場合がある。
- 道東においては、エゾシカの死骸などのエサがある場合、冬眠しない場合がある。
【令和6年春のヒグマ注意特別期間】
期間:令和6年4月1日(月曜日)~5月31日(金曜日)
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 合計 | |
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死亡者数 | 5 | 5 | 2 | 2 | 0 | 3 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 21 |
負傷者数 | 7 | 4 | 6 | 4 | 3 | 2 | 11 | 1 | 0 | 0 | 3 | 3 | 44 |
合計 | 12 | 9 | 8 | 6 | 3 | 5 | 14 | 1 | 0 | 1 | 3 | 3 | 65 |
ヒグマによる人身被害は、特に春と秋に多く発生しています。これは、春は山菜採り、秋はキノコ採りなど、人間が山野に出かける機会が多い季節であることに加え、ヒグマも春は冬眠明けのために、秋は冬眠を控えてともに餌を求めて活発に活動するため、人間とヒグマが遭遇する確率が高まることが原因と考えられています。
参考 : ヒグマ出没情報<市町村のヒグマ関連情報ホームページ>
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/higuma/joho.htm
参考資料:ヒグマによる人身被害の発生状況等 [PDFファイル/168KB]