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カラスに襲われたので、カラスを駆除してもらいたいのですが

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月1日更新

回答

 一部のカラスは子育て時期になると、卵やヒナを守ろうと攻撃的になることがあります。

 これは自然の営みであり、孵化から一月ほどでヒナが巣立てば威嚇もなくなりますし、威嚇を感じたら手を上げるだけで、身体的な接触は防ぐことができますので、人間の側が注意して共生することが大事です。

手を上げる

 付近を通る際は帽子や傘で自衛するとともに、カラスに向かって石を投げたり棒を振り回したりするのはカラスの狂暴化を招き逆効果ですので、絶対にやめましょう。

 そもそも飛んでいるカラスを市街地で駆除する手段はなく、威嚇が始まる前の巣作り期間であれば、巣のある土地の所有者等が巣落としすることで、別の場所への移動を促すことができますが、巣落とししても直ぐ横で巣作りを再開することもあります。

 威嚇が始まる産卵後は、巣落としする場合も鳥獣保護管理法に基づく市の捕獲許可が必要になり、土地の所有者等の負担で専門の駆除業者に依頼するなどする必要がありますし、巣落としも行うことでかえって狂暴化し、長期に渡って執拗な攻撃行動を取る場合もあるので、市ではお勧めしておりません。

 公園や街路樹等市有施設でのカラスの営巣については、それぞれ下記までお問い合わせください。

公園 : 都市建設課公園係(011-381-1045)
道路(街路樹など) : 土木事務所(011-383-5900)