令和2年度 江別市の児童生徒のスマホ等の使用状況
令和2年度アンケート調査を実施しました
小学4年生から中学3年生の児童生徒へスマホ等の使用に係るアンケート調査を実施しました。
このアンケート調査の結果から、えべつスマート4RULESの効果が分かりましたので、お知らせします。
えべつスマート4RULESを知っているとスマホ等の使用時間が大きく減少します
平成29年度に中学生自らがスマホやネットを適切に使うためのスマホ等の使用に係る江別市の共通ルール「えべつスマート4RULES」を定めています。
えべつスマート4RULESを知っていると、スマホ等の使用時間が大きく減少する傾向にあります。
<平日>
使用時間2時間以上が7.9ポイント減少しています (そのうち3時間以上は5.9ポイント減少)
<休日>
使用時間3時間以上が5.9ポイント減少しています
インターネット環境・使用状況
・ 96.4%が、インターネットに接続できる環境にあります。
・ 約80%が、何らかのSNS(YouTube、LINE、TikTok、Twitter、Instagram)を利用しています。
・ 年齢制限があるSNS等で、本来は利用できないのに利用している児童生徒がいます。
※ 13歳以上が使用可能:TikTok、Twitter、Instagram、荒野行動 (Twitter、荒野行動はIOS版のみ17歳以上が使用可能)
※ 15歳以上が使用可能:Fortnite
・ 約60%が、休日に2時間以上スマホ等でインターネットを使用しています。
児童生徒がスマホ等の使用で困ったこと
・13.8%が、「スマホ等のやりすぎで勉強時間が減った」と回答しています。
・LINEの関係では約4%が、「夜遅くまでLINE等の連絡が入り返信が大変だった」、約3%が「LINE等で見知らぬ人から連絡が来た」と回答しています。
・「スマホ等を常に触っていないと落ち着かない」と回答した児童生徒は、昨年度より2ポイント減少したものの、約3%います。
スマホ等の使用に係る家庭でのルールの状況
・94.4%の家庭が、スマホ等の使用に係る何らかのルールを設定しています。
・約50%の家庭では、「人を傷つける内容の書き込みの禁止」「個人情報の投稿・公開の禁止」をルールとして設置しています。
・約40%割の家庭では、「使用時間の制限」「困ったときは大人に相談する」「使用場所の制限」をルールとして設置しています。
・約30%の家庭では「フィルタリング設定」をルールとして設置しています。
終わりに
スマホ等との上手な付き合い方は大人も子どもも悩むとても難しい問題ですが、えべつスマート4RULES等の使用
ルールを家庭で決めることが、上手な付き合い方につながることがアンケート調査で分かりましたので、えべつスマート4
RULESを家庭で実践してみましょう。
令和2年度 江別市の児童生徒のスマホ等の使用状況について [PDFファイル/555KB]