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令和7年度姉妹都市グレシャム市派遣高校生の感想文

印刷用ページを表示する 掲載日:2026年3月31日更新

成長させてくれたアメリカ​』 北海道野幌高等学校2年 佐々木 楓真

Fuuma

はじめに、江別市およびグレシャム市姉妹都市高校生相互派遣事業に携わってくださった皆様に、心より感謝申し上げます。このような貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。

留学中の三週間は、私にとってかけがえのない素晴らしい経験となりました。

私は中学三年生の時、この相互派遣事業に興味を持っていました。しかし当時は不登校であり、英語にも自信がなかったため、自分が応募してよいのか迷い断念しました。その思いは心の中に残り続けていましたが、今回の応募では「絶対に行きたい」という強い気持ちで申し込みました。派遣が決定した際には、興奮と喜びで胸がいっぱいになりました。

私にとって今回が初めての海外渡航であったため、渡航中は不安もありましたが、一緒に参加したよしあきがこれまでに二度の留学経験を持っていたため、とても頼りになる存在でした。羽田空港ではラーメンを食べて最後の日本食を味わい、機内では英語で飲み物を注文するなど、少しずつアメリカに近づいている実感が湧いてきました。そしてポートランド空港でホストファミリーと出会ったとき、これから始まる生活への期待で胸が高鳴りました。

ホストファミリーは、父のLan、母のVan、そしてグレシャム高校三年生のLuongの三人家族でした。初めてのネイティブの英語に戸惑いもありましたが、ゆっくり話してくださり、温かく受け入れていただきました。Vanが作ってくれる夕食は、イタリア料理や中国料理など日替わりでさまざまな国の料理が並び、毎日の楽しみとなりました。朝食もトーストや卵、ステーキやソーセージなどしっかりとした内容で、日本との違いを感じました。

アメリカでの生活は、毎日が発見の連続でした。日本との違いに戸惑うことや驚くことも多くありました。例えば、シャワーのハンドルが反時計回りであることや、学校のトイレに鍵がないことなどです。また、グレシャム高校には劇場や陸上トラック、ラグビー場、プール、トレーニングルームなどがあり、その規模の大きさに圧倒されました。

ホストファザーのLanは、さまざまな場所へ連れて行ってくださり、多くの体験をさせてくれました。NBAの試合観戦やハイキング、スーパーマーケットでの買い物、さらには射撃場での体験など、どれも刺激的で貴重な経験となりました。また、一緒に街を散歩しながらグレシャムについて教えていただいた時間も、大切な思い出です。

帰国が近づくにつれて、まだ滞在したいという気持ちが強くなりました。ホストファミリーや友人と別れることはとても辛かったですが、「ここはあなたの家だから、いつでも戻ってきていい」と言っていただき、大きな支えとなりました。帰国後も連絡を取り合い、交流が続いています。また、帰国時にはパスポートを空港に忘れてしまうという出来事もあり、忘れられない経験となりました。

この留学を通して、挑戦することの大切さや、未知のことに恐れず向き合う勇気の重要性を学びました。また、アメリカの文化や価値観への理解も深まりました。今回の経験を糧に、今後も広い視野を持って挑戦を続けていきたいと思います。

いつかまたLuongや友人たちに会いにアメリカを訪れたいと思います。その時には、今よりも成長し、英語でより深くコミュニケーションが取れるよう努力していきます。

最後に、ホストファミリーの皆様、現地で出会った友人たち、相互派遣事業に関わってくださった皆様、共に参加したよしあき、そしていつも支えてくれる家族に、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

成長の3週間 in America』 市立札幌清田高等学校2年 堀場 喜陽 

Horiba

グレシャムで過ごした三週間は、私にとって本当にかけがえのないものとなりました。まず、私がこのプログラムに応募した理由は、さまざまな国籍の人とコミュニケーションをとることが好きだからです。私はこれまでに二度のフィリピン留学を経験しており、国籍を越えた人との関わりや、英語を使って意思疎通を図ることに強い興味を持っていました。アメリカにはさらに多様な文化や価値観が存在すると考え、この派遣事業は自分にとって非常に魅力的で、ぜひ参加したいと思いました。

アメリカでの生活の中で、最も印象的で思い出深いのはホストファミリーとの出会いです。私のホストファミリーはメキシコ出身で、家の中では主にスペイン語が話されていました。私はスペイン語を理解することができなかったため、ホストブラザーのホセが英語に訳してくれて、ようやく会話を理解することができました。また、生活習慣の違いにも驚かされました。例えば、ホストファミリーは早寝早起きの生活を徹底しており、毎日夜八時には就寝し、朝は五時過ぎに起きていました。日本にいた頃の私は、夜遅くに寝て朝はぎりぎりに起きる生活を送っていたため、この生活に慣れるまでは苦労しました。しかしその一方で、自分自身の成長を強く感じることができました。これまで私は家事や身の回りのことを家族に頼ることが多かったのですが、今回の経験を通して、自分のことは自分で行う意識が身につき、人として少し自立できたと感じています。

グレシャム高校では、非常に充実した学校生活を送ることができました。現地の高校生はとてもフレンドリーで話しやすく、三週間という短い期間でしたが、多くの友人を作ることができました。特にメキシコ出身の友人が多く、彼らからメキシコのお菓子をもらったり、一緒にサッカーをしたりと、学校内外で楽しい時間を過ごしました。しかし、その中で自分の英語力の課題にも気づかされました。これまでの留学経験から英語には自信がありましたが、実際にアメリカで生活してみると、特にリスニングに大きな難しさを感じました。自分の伝えたいことはある程度話すことができても、相手の話を正確に理解することが難しかったのです。しかし、日々の会話を通して少しずつ耳が慣れ、最後の一週間にはおおよその内容を理解できるようになりました。

また、友人との会話の中で、日本や江別について質問される機会が多くありましたが、その際に自分が日本について十分に理解していないことに気づかされました。日本の文化や地元の魅力についてすぐに答えることができず、もどかしさを感じる場面もありました。この経験を通して、日本や江別について改めて学び直したいと思うようになりました。

今後は英語力の向上はもちろんのこと、スペイン語にも挑戦し、メキシコの友人たちとより深くコミュニケーションをとれるようになりたいと考えています。また、今回の貴重な経験を今後の学校生活や将来に活かすとともに、周囲の人々にも伝えていきたいと思います。