「やさしい日本語」を知っていますか
印刷用ページを表示する 掲載日:2025年3月14日更新
「やさしい日本語」とは
「やさしい日本語」とは、難しい言葉を簡単な言葉に言い換えたり、漢字にふりがなを振ったりすることで、外国人にもわかりやすくした日本語のことです。
「やさしい日本語」は1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに、日本語も英語も得意でない外国人に、できるだけ早く、避難情報などを伝えるための方法として考え出されました。
近年、英語が公用語でない国・地域の外国人住民も増え、日本語でコミュニケーションを取る方もいます。より多くの外国人住民に大事な情報を伝えられる可能性が高まる「やさしい日本語」の活用が進みつつあります。
「やさしい日本語」で書かれたページ
防災に関する情報などを「やさしい日本語」でお伝えしています。
- あたらしい避難情報(ひなんじょうほう)のおしらせ 【やさしいにほんご】
- やさしい日本語版「外国人の方向けの防災情報アプリ」の紹介
- 「やさしい日本語版 江別市防災情報提供サービスパンフレット」を作成しました!
「やさしい日本語」にするときのポイント
- 難しい単語を簡単な言葉に言い換える
- 文章を簡潔に、短くする
- 簡単な表現を使う
- 文末を「です」「ます」に統一する
- 漢字にはふりがなをつける
- 大切なことは最初に伝える
- 話す時は、大きな声ではっきり・ゆっくり話す
「やさしい日本語」の例
通常の日本語 | やさしい日本語 |
---|---|
こちらにご記入ください | ここに 書(か)いてください |
日曜日は定休日になります | 日曜日(にちようび)は 休(やす)みです |
参加費は無料です | 参加(さんか)するとき お金(かね)はいりません |
駐車禁止 | ここに車(くるま)を とめないでください |
館内での飲食はご遠慮ください | ここで食(た)べないでください 飲(の)まないでください |
火災が発生しており、大変危険な状況です | 火事(かじ)です。とてもあぶないです。いそいでにげてください |
キャンセルする | やめる |
※「やさしい日本語」には、こう言えば必ず伝わるといった正解はありません。どんな言い方が伝わりやすいかは、伝えたい相手によって変わります。相手のことをよく考えると、伝わる可能性が高まります
「やさしい日本語」を知ってください
「やさしい日本語」は、外国人だけでなく、子どもや高齢者、障がいを持つ人にとっても、わかりやすい言葉です。
情報提供やコミュニケーション方法の一つである「やさしい日本語」を知ってください。