令和4年度 夏休み環境学校「水辺の自然塾」を開催しました。
水辺の自然塾
夏休み環境学校「水辺の自然塾」を、令和4年7月26日(火曜日)に市内篠津の石狩川で開催しました。
水辺の自然塾は、郷土の水辺の生きものの調査を体験することで、川に住むさまざまな生きもののことや水の大切さ、自然の楽しみ方を学ぶ教室です。
一般社団法人流域生態研究所の妹尾優二所長を講師に迎え、小学校4~6年生を対象に、平成21年度から実施しています。
12回目となる今年の自然塾は好天に恵まれ、参加した25人の児童たちは川の中で元気に調査を行い、水辺の自然を満喫したようでした。
(この事業は、青木工業株式会社様、江別環境整備事業協同組合様からの寄付金を活用させていただき、実施しました。)
開塾式
朝9時ごろから市民会館前庭(市役所本庁舎前)で開塾式を行いました。
塾長である三好昇江別市長からは、江別市には大小42もの川があり、その中の一つである石狩川での学習を通じて、自然の豊かさや大切さを学ぶとともに、その自然を守るにはどうすればよいのかを考えてみてほしいとの挨拶がありました。
その後、妹尾所長から水辺の自然塾について説明があり、川の中で安全に調査を行うことについて参加児童と確認しあいました。
開塾式終了後、参加児童は保護者の皆さんのお見送りの中、貸切バスで市内篠津の石狩川の実施場所に向かいました。
石狩川での体験学習
石狩川に到着後、妹尾所長らスタッフの指導のもと、ライフジャケットを着用して川に入り、網を持って水辺の生きものの採集に挑戦しました。
この日は、コイのほか、ギンブナ、ウグイ、ウキゴリなど、たくさんの生きものが姿を見せてくれました。水辺の生きものを採集した後は、川流れ体験を行いました。当日は日差しが強く暑い日でしたが、参加した児童たちは楽しそうに水に体を浮かべていました。
川流れ体験後は、同じ会場で閉塾式を行いました。また体験学習についてのアンケートを書いてもらいました。 アンケート終了後は貸切バスで市役所へ戻り、解散。予定どおり全日程を無事故で終えることができました。
水辺の自然塾は、経験豊富な川の専門家の指導のもと、普段はなかなかできない貴重な体験ができるイベントです。参加した児童は、石狩川には予想以上に多くの生きものが生息していたことに驚くとともに、それらを実際に採り、また川の流れを体感したことに喜びを感じていたようです。
来年も実施を予定しています。小学校4年生から6年生のみなさんの参加をお待ちしています!