令和4年度の「出前環境学校」を実施しました
「出前環境学校」は、環境教育に関わる人材育成の一環として、広く江別市環境教育活動者・協力者を募集し、その活動の場として、江別市内の放課後児童会などの施設に通う児童を対象に環境学習プログラム(ゲーム・クイズなど)を実施し、活動を通して環境にやさしい行動のきっかけづくりを応援しようとするもので、NPO法人えべつ協働ねっとわーくが市から委託を受けて実施しています。
これまで新型コロナウイルスの影響で、各施設に訪問して行う出前授業がなかなか実施できませんでしたが、訪問するスタッフを限定し、感染対策を十分行った上で、少しづつですが施設数も増え、対面での授業ができました。
児童の皆さんも、クイズに挑戦したり絵本を読みながら、楽しく身近な環境問題に興味を深めた様子でした。
【授業概要】
(1)導入部分
「エネルギーってなんだろう?」「電気ってなんだろう?」
当たり前のように使っている電気が、突然使えなくなることもあります。電気を無駄にせず、大切に使っていくなど、普段生活するうえで欠かせないエネルギーについて皆で考えます。
(2)クイズタイム
「みんなは環境のこと どのくらいしっているかな?」
クイズで楽しく学びます。クイズは全部で10問あり、「何問正解できるかな?」と参加した児童は楽しみながら挑戦してくれました。
(3)大型絵本
「エネちゃん」となかまたちが登場する大型絵本で、電気の大切さを学びます。
(4)振り返りとこれからの取り組み
ここまでの学習を振り返り、自分たちで何ができるかを発表してもらいます。
「テレビを見ていないときは消す」「だれもいない部屋の電気を消す」「ゲームの充電器をつなぎっぱなしにしない」・・・・
普段の生活の中でできることを、皆一生懸命考えて発表していました。
最後に、これからも「チャレンジ」を続けていけるように、えべチュンの「クールチョイス チャレンジカード」と「ごほうびシール」が配られ、児童たちは、家でも省エネを意識して行動することへの意欲を見せていました。
今年度の出前環境学校は、市内児童センター、児童会など9つの児童施設で実施しています。