令和3年度の「出前環境学校」を実施しました
「出前環境学校」は、環境教育に関わる人材育成の一環として、広く江別市環境教育活動者・協力者を募集し、その活動の場として、江別市内の放課後児童会などの施設に通う児童を対象に環境学習プログラム(ゲーム・クイズなど)を実施し、活動を通して環境にやさしい行動のきっかけづくりを応援しようとするもので、NPO法人えべつ協働ねっとわーくが市から委託を受けて実施しています。
今年度においても新型コロナウイルスの影響で、各施設に出向いて行う出前授業がなかなか実施できませんでしたが、活動者・協力者スタッフが作成したDVD教材を活用した動画視聴など、新たな手法も取り入れながら、少しでも児童たちに楽しんでもらえるよう、各施設にもご協力をいただき、環境についての興味を深めてもらいました。
【DVD教材の概要】
(1)導入部分
きょうこ先生とかんた少年が、各地で起きている災害などにも触れながら、地球温暖化について考えていきます。
(2)クイズタイム
「みんなは環境のこと どのくらいしっているかな?」
クイズで楽しく学びます。クイズは全部で10問あり、「何問正解できるかな?」と参加した児童は楽しみながら挑戦してくれました。
(3)紙芝居
南の島で生まれた「カメ太」が海でエサと間違えてプラスチックゴミを食べてしまい、救出されるという物語です。
世界中で実際に起こっているこんな悲しいことにならないようにするにはどうすればいいのか?紙芝居を見ながら皆で考えます。
(4)これからの取り組みと振り返り
きょうこ先生とかんた少年はカメ太の出来事をもとに、まとめのお話をします。
「環境にいいことをおうちの人やおともだちと話しあって、すみよい地球になるようできることからやってみましょう!」
児童の皆も熱心に聞いてくれていました。
今年度の出前環境学校は、市内児童センター、児童会など6つの児童施設で実施しています。
一日も早くコロナウイルス感染拡大が収束し、また各施設での訪問実施が可能となるよう、スタッフ一同心待ちにしております。