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グリーン購入とは

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年6月14日更新

グリーン購入

 私たちの生活は、大量生産・大量消費・大量廃棄型の社会経済システムにより、豊かで便利になりましたが、一方で、気候変動や環境汚染、資源の枯渇、廃棄物処理等の環境問題に直面しています。限りある資源を持続的に活用し、将来世代に引き継ぐためには、経済社会のあり方そのものを見直し、持続的発展が可能なものに変えていく必要があります。
 グリーン購入とは、製品やサービスを購入する際に、環境を考慮して、必要性をよく考え、環境への負荷ができるだけ少ない製品やサービスを選び、環境負荷の低減に努める事業者から優先して購入することです。日常の買い物や職場で事務用品などを購入するときに、「グリーン購入」を実践することで、ライフスタイルを環境にやさしいものに変えていくだけでなく、商品を供給する側の企業に対して、環境負荷の少ない商品の開発を促すことになります。
 日本では、2000(平成12)年に国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律、いわゆるグリーン購入法が制定されました。法律の施行に伴い、国等の機関をはじめ、地方公共団体、事業者等におけるグリーン購入の考え方や取組が普及しています。

 環境省ポータルサイト「グリーン購入法.net」   https://www.env.go.jp/policy/hozen/green/g-law/

グリーン購入のポイント

  • 環境や人の健康に害を与えるおそれがあるような物質をできるだけ使わない商品や地球温暖化を招く物質をできるだけ発生させない商品を選びましょう。
  • 限りある資源を守り、次世代に引き継ぐため、資源やエネルギーの消費が少ない商品を選びましょう。
  • ごみの排出量を少なくするため、修理や部品交換がしやすい商品や繰り返して使える
    (再使用)商品を選びましょう。
  • 再使用することが難しい商品は、それを原料化することでリサイクルができることから、リサイクルしやすい材料や構造になっている商品を選びましょう。
  • 集めた資源を新たな商品に使うことでリサイクルが成り立つことから、再生品を使った商品を選びしましょう。
  • 使い終わった後の処理のことを考えて、焼却や埋め立て処理する際に、配慮された商品を選びましょう。

  市民や事業者の皆さまも、環境に配慮した物品等の調達に心掛けください。
  <購入等の際は、エコマークなどを参考にしましょう。>

 エコ商品ネット(運営団体:グリーン購入ネットワーク(GPN))  http://gpn.jp/econet/
 環境ラベル等データベース(環境省) https://www.env.go.jp/policy/hozen/green/ecolabel/f01.html