水道管の凍結にご注意ください
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水道管が凍結する気温は?
一般的に気温が-4℃以下の日が続くと水道管凍結のおそれがあるといわれています。
また、これまでの水道管凍結の修理件数と気温の推移をみると、気温が-10℃以下の日が続くと水道管凍結が急増しますので特に注意が必要です。
水道管凍結の修理件数と気温の推移 [PDFファイル/86KB]
こんなときは注意が必要です
空き家や長期間留守にする場合は、水道管が凍結し、破損するおそれがあるため、水抜栓で水を抜くなど、水道管凍結防止を心掛けましょう。
水道管が凍結すると、水が出なくなるだけでなく、解氷作業の費用もかかります。さらに、凍結破損した場合には高額の修理費用がかかるおそれがありますのでご注意ください。
また、水道メータも水道管と同じくお客様での管理となります。急激な気温低下やメータボックスが除雪箇所で地表に現れている場合など凍結する恐れのある場合は、一般住宅ではメータボックスの中に不要な布類や発泡スチロールなどの保温材を入れ、集合住宅等のパイプシャフト内では水道メータに不要タオル等を巻き付け保温し、凍結防止を心掛けましょう。
水道メータが凍結破損した場合は、お客様にて水道メータを弁償いただくことになりますのでご注意ください。
水落としとその手順について
- 台所、洗面所などで蛇口を開けて水を出してください。
- 水抜栓のハンドルを、止まる所まで操作してください(ハンドルの形状には、円型、レバー型があります。図1をご覧ください)。
※電動式遠隔水抜装置が設置されている場合は、スイッチ操作となります。 - 他にある同じ水抜栓の系統の蛇口類(洗濯、浴室など)をすべて開けてください。
- 吸気用の蛇口を開けて空気を吸い込ませます(自動吸気弁が付いている場合は不要です。図2をご覧ください)。
注意1:通水する時は、すべての蛇口を閉めてください。
注意2:屋外基礎部分に床下通気口がある場合は、降雪前に必ず閉めてください。
水洗トイレの水落とし手順について
- タンクについている排水レバーを「大」の方向に回し、レバーについているツマミを押して、レバーを固定します。
- 水抜栓のハンドルを、止まるところまで操作してください(ハンドルの形状には、円型、レバー型があります。図1をご覧ください)。
※電動式遠隔水抜装置が設置されている場合は、スイッチ操作となります。 - タンク内の水が抜けると、自然に空気を吸い込みます。
注意:長期間留守の場合は、便器内トラップ部の水をくみ出す、不凍液を入れるなどをして、凍結破損に注意してください(図3をご覧ください)。なお、タンクレストイレの水落とし手順については、説明書等でご確認ください。
水が落ちているかどうか心配なとき
水落としの直後に、蛇口に軽く手を当ててみてください。空気を吸い込んでいるようでしたら、正常に水は落ちています。
このような症状の場合は、水抜栓の修理が必要です
- ハンドルが重くまわりづらい
- 最後まで回しても少し戻る
- 蛇口から空気を吸わない
もし凍結させてしまったら
軽い凍結の場合は、管や蛇口にタオルなどを巻いて、少しずつお湯をかけて解氷してください。
注意:直接熱湯を水道管にかけますと、熱膨張により管が破損する場合があります。
自分でできない場合には
- 凍結修理は、市の指定工事事業者に依頼してください。
- 土、日、祝祭日の緊急修理、凍結修理については、市が委託している江別管工事業協同組合(電話番号:011-384-3556)で受け付けしています。
受付時間:午前8時45分から午後5時15分 - 12月25日から2月12日までの間は夜間凍結修理を、江別管工事業協同組合(電話番号:011-384-3556)で受け付けしています。
受付時間:午後5時から午後9時
※修理に係る費用は、お客様の負担になります。
※マンション・アパート等の場合は管理会社または、大家さんに相談することをお勧めします。
凍結防止についてのご相談は、各指定工事事業者または水道部水道整備課給排水指導担当に、ご連絡ください。