江別市の除排雪作業
除雪

主に除雪車で雪をかき分けるほか、路面や雪山を削る作業です。
「新雪除雪(車道・歩道)」は、消防や警察などの緊急自動車の通行や、通勤通学などの日常生活を確保するため、降った雪をかき分けます。
「路面整正」は、車両の安全な通行のため、路面の凸凹やわだちを削ります。
「拡幅除雪」は、狭くなった車道の幅員を広げるため、雪山の裾を削ります。
(1)新雪除雪(車道)
【作業内容】
・車道に降った新雪を除雪車で左右にかき分けます。
・幹線道路では除雪グレーダや除雪トラック、生活道路では除雪ドーザで行います。
・原則として、交通量の少ない深夜から朝7時までに作業します。
【出動基準】
・ほぼ連続した降雪で、降り始めからの降雪量10cmを目安として、除雪作業が必要、または必要になると予想されるとき。
・交通量が多く、圧雪による交通障害が予想されるとき。
・吹雪などによる吹きだまりの発生が予想されるとき。
・市内各所の観測点における降雪量や、気象の見通しなどを考慮した上で、基本的には大麻、野幌、江別、豊幌の各地区ごとに出動を判断します。
※次のような場合は除雪作業を行いません。
・雪が深夜から降り始め、出動しても朝7時までに除雪作業を完了できる見込みがないとき。
・初冬や春先など、その後の気温上昇や降雨によって、雪が融けると予想されるとき。
(2)新雪除雪(歩道)

【作業内容】
・行者が多く、歩道ロータリ除雪車で作業可能な約2m以上の幅員がある歩道で、かつ歩道を除雪した雪を積むことができる幅がある場所について、歩道に降った新雪を歩道ロータリ除雪車で車道と歩道の境に積み上げます。
・原則として、交通量の少ない深夜から朝7時までに作業します。
【出動基準】
・おおむね新雪除雪(車道)と同じ基準で出動します。
(3)路面整正(車道)

【作業内容】
・路面の凸凹やわだちを除雪グレーダや除雪ドーザで削り、道路脇に寄せます。
【出動基準】
・路面の凸凹やわだちによって、車両の走行に支障があるとき。
・気温の上昇や降雨によって路面がザクザクとなり、車両の走行に支障があるとき。
(4)拡幅除雪(車道)

【作業内容】
・主に幹線道路において、雪山の車道側の裾をロータリ除雪車で削り、雪山の上に積み上げます。
【出動基準】
・雪山や交通の状況、路線の重要性などを考慮し、実施します。
・排雪を行う道路では、その実施時期も考慮し、実施します。
排雪
道路の幅員を広げるため、雪山をロータリ除雪車でダンプトラックに積み込み、雪堆積場へ搬出する作業です。
(1)幹線道路・バス路線などの排雪 ※江別市が行います

幹線道路やバス路線など、物流や通勤通学などの市民生活を支える重要な路線について、冬の都市機能を確保するために行います。
【出動基準】
・雪山や交通の状況、路線の重要性などを考慮し、実施します。
(2)自治会排雪 ※自治会が行う排雪に江別市が支援を行います
生活道路などについて自治会が行う排雪に対し、江別市が協力して通行を快適にするために行うものです。
【概要】
・自治会は除雪業者(江別環境整備事業協同組合)と契約し、除雪ドーザ、ロータリ除雪車の運転手、交通誘導員などを用意します。
・江別市はダンプトラック(運転手付き)やロータリ除雪車(運転手除く)を無償で貸し出し、支援を行います。
・初めて利用される自治会は、事前に江別市にご相談ください。
凍結路面対策

車両や歩行者の安全な通行のため、滑り止め剤を散布する作業です。
【作業内容】
・主に幹線道路の車道で主要な交差点のほか勾配やカーブがきつい場所や、駅周辺など歩行者の多い歩道について、散布車や人力により散布します。
【出動基準】
・路面や気象の状況から、滑りやすい路面が発生したとき、または発生が予想されるとき。
・新雪除雪が出動した場合は、原則として作業後に散布します。

※砂箱について
交差点や通学路などに設置しており、地域の方に散布へのご協力をいただいております。
