江別市の児童生徒のスマホ等の使用状況
印刷用ページを表示する 掲載日:2020年6月30日更新
令和元年度にアンケート調査を実施しました
令和元年度に小学4年生から中学3年生の児童生徒へスマホ等の使用に係るアンケート調査を実施しました。
このアンケート調査の結果から、えべつスマート4RULESの効果が分かりましたので、お知らせします。
えべつスマート4RULESを知っているとスマホ等の使用時間が大きく減少します
平成29年度に中学生自らがスマホやネットを適切に使うためのスマホ等の使用に係る江別市の共通ルール「えべつスマート4RULES」を定めています。
えべつスマート4RULESを知っていると、スマホ等の使用時間が大きく減少する傾向にあります。
- 平日は、使用時間2時間以上が4.4ポイント減少(そのうち3時間以上は7.5ポイント減少)
- 休日は、使用時間3時間以上が5.6ポイント減少
インターネット環境・使用状況
- 95.4%が、インターネットに接続できる環境にあります。
- 約70%が、何らかのSNS(YouTube、LINE、TikTok、Twitter、Instagram)を利用しています。
- 年齢制限があるSNS等で、本来は利用できないのに利用している児童生徒がいます(13歳以上が使用可能:TikTok、Twitter、Instagram ※TwitterはIOS版のみ17歳以上が使用可能)。
- 約60%が、休日に2時間以上スマホ等でインターネットを使用しています。
児童生徒がスマホ等の使用で困ったこと
- 18.7%が、「スマホ等のやりすぎで勉強時間が減った」と回答しています。
- 約5%が、「夜遅くまでLINE等の連絡が入り返信が大変だった」「LINE等で見知らぬ人から連絡が来た」「スマホ等を常に触っていないと落ち着かない」と回答しています。
スマホ等の使用に係る家庭でのルールの状況
- 76.5%の家庭が、スマホ等の使用に係る何らかのルールを設定しています。
- 約50%が、「人を傷つける内容の書き込みの禁止」「個人情報の投稿・公開の禁止」と回答しています。
- 約30%が、「使用時間の制限」「困ったときは大人に相談する」「使用場所の制限」「フィルタリング設定」と回答しています。
終わりに
スマホ等との上手な付き合い方は大人も子どもも悩むとても難しい問題ですが、えべつスマート4RULES等の使用ルールを家庭で決めることが、上手な付き合い方につながることがアンケート調査で分かりましたので、えべつスマート4RULESを家庭で実践してみましょう。