市民協働の背景と目的
少子高齢化の急速な進展や経済情勢の悪化など、今日の社会環境は目まぐるしく変化しています。
これに伴い、市民の皆さんの価値観やニーズも多様化してきており、こうしたニーズや課題に対し、行政だけでその役割を担っていくことは非常に困難な時代 となりました。
地域の様々な課題を解決し、住みよいまちづくりを進めていくためには、市民と行政がそれぞれの得意分野や特性を活かし、適切に役割を分担することで、活 力ある地域社会をつくっていくことが望まれるところです。
江別市では、市民の皆さんとより良いパートナーシップを築いていくために、様々な取り組みを行っていきます。
*市民協働の担当は、平成22年4月より企画政策部から生活環境部に変更となりました。
市民協働のまちづくり推進方針
市民、市民活動団体・NPO、行政が、ともに地域課題を解決するパートナーとなり、まちづくりを進めるための骨格を「市民協働のまちづくり推進方針」としてまとめました。
NPO・市民活動団体の情報交換・交流の支援
1.「江別市民活動センター・あい」の運営支援
平成18年9月2日、「NPO法人えべつ協働ねっとわーく」(えべつ市民活動・協働ネットワーク懇談会の有志により設立)が「江別市民活動センター・あい」を開設しました。このセンターは「NPO法人えべつ協働ねっとわーく」が旧消防署野幌出張所(市から借用)を活用して運営しています。(注:野幌駅周辺土地区画整理事業に伴い、平成24年7月よりイオンタウン江別2階に移転)市民活動団体などの情報交換や交流、活動を進めるための知識を得る場として、どなたでも気軽に利用することができます。
2.市民活動見本市の開催支援
地域で活動するNPO団体や市民活動団体が互いに情報を共有し、「市民協働のまちづくり」を進めるために、相互に協力しながら日頃の活動内容をわかりやすくPRしています。
3.えべつ市民活動・協働ネットワーク懇談会
「私達が考える市民協働」検討報告書の提出(平成17年2月1日)
平成16年2月に行政と市民との協働のあり方や参加団体相互の認識の共有化などを目的として設置された懇談会での検討内容がまとまり、「私たちが考える協働」として、江別市長に提出されました。
市民活動センター設立に向けた提言書(平成17年9月27日)
市民活動団体と行政、市民活動団体同士の情報交換、市民との交流やネットワークづくりの活動拠点の設立、また、市民・市民活動団体・企業・行政が協働してまちづくりを目指すことなどを内容とした提言書を、江別市長に提出しました。
提言書「わたしたちの市民活動センター 市民活動センターの創設に向けて」 [PDFファイル/86KB]
懇談会の終了(平成19年3月31日)
平成16年2月に第1回の懇談会を開催して以来37回の会議を重ねました。念願であった市民活動センターの設立により、交流・情報発信・協働の促進などが市民活動センターを拠点に発展することを願い、活動を終了しました。