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【お詫び】旧文化財整理室保管資料の処分につきまして

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年10月16日更新

 江別市教育委員会では、昭和40年代頃から郷土史を後世に伝えるための取り組みとして、市民の皆さまから昔の生活道具などの郷土資料の寄贈を賜り、いただいた資料は江別市郷土資料館等で展示するほか、大麻北町にありました旧文化財整理室の円形建物及び別棟の三角屋根倉庫に収納しておりました。

 このうち三角屋根倉庫につきましては、平成17年度に建物内壁のアスベスト含有が確認され、以降、立ち入り禁止となっており、アスベスト使用調査の際に有害物質が建物内に飛散、剥落し、収納資料が被ばくしていたことが判明したため、博物館資料として活用することが適わない状態でありました。

 その後、旧文化財整理室の建物老朽化により、令和4年度に旧角山小学校へ施設を移転したことに伴い、収蔵資料も移設しましたが、その際に三角屋根倉庫に収納していた一部資料については、前述の事情により移設することができず、旧文化財整理室の解体とともに廃棄処分せざるを得なくなったものであります。

 ご恵贈の資料は、当委員会において適切な管理の下、保存・活用すべきものであり、本来であれば、最終的な処分が決定した時点で資料の扱いについてご報告申し上げるところでしたが、処分後にご報告させていただきますことを心からお詫び申し上げます。

 今後も、引き続き資料の適切な保存管理等を行い、信頼回復に努めてまいります。

 

 令和5年10月16日

                                                                     江別市教育委員会

                                                                     教育長 黒川 淳司