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大学連携 調査研究事業(令和3年度)

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年8月11日更新

  令和2年度 江別市大学連携調査研究事業 補助金採択事業

 今年度は6件の応募があり、選考の結果以下の6事業を採択しました。
 採択事業については、江別市の所管課と連携しながら事業を推進していただくとともに、研究結果を地域課題の解決や施策へ活用することについて検討していきます。
 ※採択事業は、大学順に掲載しています。

1.SDGsの実現を目指した江別市におけるオープンデータベースとWEBGIS構築事業  酪農学園大学 金子 正美 教授  700,000円

 江別市職員を対象とした勉強会を開催し、GIS導入やオープンデータ化に向けた基礎知識を啓発するとともに簡易インタビューを兼ねた市職員との意見交換を実施する。周辺市町村でも利用可能なオープンデータを基本としたローカルSDGs指標を作成し、これを公開するシステムを構築する。

 

 2.江別市の地域資源を活用した商品開発に関する調査研究  酪農学園大学 長村 知幸 講師 250,000円

 江別市の野菜及び大学産きなこを魅力化する商品開発、健康レシピの開発などを実施する。江別市を食と健康のまちとして発信するための活動を推進し、市民の健康増進ならびに、健康都市としての取組を全国へ発信するすることを目指す。

 

 3.避難所設営における感染予防に関する研究  北翔大学 千里 政文 教授 250,000円

 江別市において避難所が必要になった際に避難所設営における感染予防を高める効果を有すると考えられる、段ボールハウスの仕切りの高さを高くする方法と設営マニュアル作成、避難所設営の実証実験、車中泊の可能性についての検証を行う。

 

 4.江別市における子育て家族の生活と貧困に関する調査研究  北翔大学 保田 真希 講師 250,000円

 江別市で就学前の子をもつ家族の生活構造や、ケアの実際とサポートや悩みの特徴等を明らかにするため、就学前の子をもつ家族すべてを対象にアンケート調査を実施する。子育て家族の生活構造やそこに生じる困難の構造、女性の貧困やDV、虐待問題の予防策を前進させる。   

 

 5.小・中学校と連携した、児童生徒の学びの連続性に関する研究 北翔大学 横山 光 教授 250,000円

 江別市内のモデル校である江別第二小学校、江別第二中学校での課題抽出や実践検証、他市町や他県における先行地域の優良事例等を市内教員に還元する研究フォーラムなどを開催し、協議を行う。市内教職員の小中一貫教育が目指す「学びの連続性」についての関心を高め、江別市の児童生徒により質の高い教育を提供できる。   

 

 6.地域活性化のためのメディアアートプロジェクト  北海道情報大学 安田 光孝 教授 250,000円

 コロナ禍での「アート」による地域活性化手法の研究を目的として調査と分析を行い、地域活性の手法、今後の展開と可能性について考察する。「アート」作品を発表の場が減っている大学生に対して発表の場の提供や江別市に「アート」という地域資源があることをPRすることで、市民の江別市に対するイメージ向上につながる。  

 

募集期間

  4月1日(木曜日)~5月21日(金曜日) 応募事業6件  補助金申請総額  3,385,900

                           採択事業6件  補助金交付金額 1,950,000円

採択事業の選考方法

 応募のあった事業については、庁内で評価選考を行い採択を決定。選考決定の方法は次の(a)と(b)による。

(a)各事業の評価採点

 調査研究のテーマを所管する部において、次の(ア)から(オ)までの採点項目を5段階で評価し採点。

採点項目 説明
(ア)課題認識 現在の市の政策課題、市民ニーズに合ったものか。

(イ)創造性・独創性

新たな視点、着眼点に基づくものか。今まで江別で行われていない試み、または今までの試みを展開するものであるか。
(ウ)具体性 市政課題の対応、地域活性化の実現のための具体的な手法が示されているか。
(エ)実現性 市民や地域の課題等に活用できる実現可能性の高いものか。実現のための手法等は適切か。
(オ)効果 活動による市民や地域への広がり、影響性があるか。

(b)庁内選考会

 (a)による評価採点をもとに、庁内選考会で協議の上、決定。