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大学連携 学生地域活動支援事業(令和5年度)

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年8月3日更新

令和5年度 江別市大学連携学生地域活動支援事業補助金採択事業

今年度は4件の応募があり、選考の結果、全事業採択されました。

なお、採択事業につきましては、市の関係部局と協力のうえ実施していただきます。

中高生の潜在的ニーズに基づくサードプレイスの検討 北翔大学 古川ゼミ  48,360円

現在の中高生にとって居場所、サードプレイスとなっているもの及び、中高生がサードプレイスとして求めているものを知り、それらの充実を図ることが必要と考え、江別市内にある中学校及び高等学校に通う生徒に対してアンケート調査を行う。
調査結果収集後は、問題提起、さらに、ニーズに応えたどのような活動を行えそうかということについて、学生を中心としつつ関係者を集め、ワークショップを開催する。ワークショップを通じて、今後我々が実際に行うことのできる活動を考え、次年度以降の活動に繋げていきたい。

 

胆振東部地震の調査研究及びその学びを地域住民に還元する事業 北翔大学 災害ボランティアサークル 99,400円

江別市でも起こりうる震災や避難所問題を想定して、胆振東部地震の影響を受けた厚真町で調査研究を行い、地震を経験した方のガイド及び講話を通して、災害時の実情を学ぶ。また、江別市役所の防災対策を担当している方に江別市の防災対策の現状を伺い、課題を把握した上で、江別市文京台地区の住民に本調査研究で学んだことをワークショップ形式で伝えたり、災害が起こった際に実際にどう対応するのかを考えたりする機会を提供する。

 

北翔大学 子どもいきいきプロジェクト  北翔大学 石塚ゼミ 100,000円

発達障害のある幼児・児童を対象とした社会参加・余暇活動支援と、余暇支援で得られた情報を家庭生活で活かすための具体的な手だての伝達という、2つの手法を軸に、児童とのやりとりを VTR で撮影し、児童の活動における得意なこと・苦手なことを分析し、それらを活動におけるフィードバックを情報として提供する。これらパッケージ化された活動を通して、発達障害のある児童ならびにその家族が社会に出て、自身の可能性を高まりの支援を目的とする。

 

江別市内の AED 設置情報の周知と適正使用のための啓発活動 北海道情報大学 加藤伸彦ゼミナール 100,000円

2023 年現在、江別市内に設置されている AED(自動式除細動器)の設置場所の調査を行い、その結果から AED の設置マップ作成し、同時に SNS を利用し江別市民に向け広く周知する。なお、これらの情報はは随時更新していく。また、効果をアンケート結果から検討することにより今後の AED 設置場所の適正配置や効率的運用に繋げていく。また、AED の適正使用に関して江別市民に広く知っていただき使用の実践に対応できるようにするために、これまで江別市内で行われている講習に加え、江別市役所、江別消防署の協力の下、本学の実習設備を利用した独自の普通救命講習の実施を計画し実施に繋げていく。以上のように学生の地域における調査活動を通じて AED を取り巻く状況や課題を具体化することで AED 普及や適正使用に向けた方策を導き出し、問題点の解決に向け継続的な活動を行っていく。

 

参考

募集について

令和5年4月7日(金曜日)~令和5年6月23日(金曜日) 

応募件数4件 補助金交付決定総額 347,760円

採択事業の選考方法

応募のあった事業については、庁内で評価選考を行い採択を決定。選考決定の方法は次の(a)(b)による。

(a)各事業の評価採点

 地域活動のテーマを所管する部により、次の(ア)から(オ)までの採点項目を5段階で評価し採点。

採点項目 説明
 
(ア)課題認識 地域課題、市民ニーズに合ったものか。
(イ)公益性 市民や地域の課題解決、改善等に幅広く貢献するものであるか。
(ウ)創造性・独創性 新たな視点、着眼点に基づくものか。今まで江別で行われていない試み、または今までの試みを展開するものであるか。
(エ)実現性 市民や地域の課題等に活用できる実現可能性の高いものか。実現のための手法等は適切か。
(オ)効果 活動による市民や地域への広がり、影響性があるか。

 

(b)交付事業決定

(a)による評価採点をもとに、交付事業を決定。