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高齢者虐待の区分と具体的な例

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年1月24日更新

 『養護者』(なんらかの世話をしている者)による高齢者虐待と、『養介護施設従事者等』(介護施設や介護事業所職員等)による高齢者虐待があり、下表のような行為とされています。

 詳細は、、地域包括支援センターにお問い合わせください。

 
区分 内容 主な具体例
身体的虐待 高齢者の身体に外傷が生じ、または生じる恐れのある暴行を加えること。

・平手打ちをする、つねる、殴る、蹴る、やけど、打撲をさせる。

・本人に向けて物を壊したり、投げつけたりする。

・移動の時に無理に引きずる、無理やり食事を口に入れる。

・身体を拘束したり、意図的に薬を過剰に服用させて自分で動くことを制限する。

・身体的苦痛や病状悪化を招く行為を強要する。

・外からカギをかけて閉じ込める。

など

介護・世話の放棄・放任 高齢者を衰弱させるような著しい減食又は長時間の放置、養護者以外による虐待行為の放置等、養護(または擁護すべき職務上の義務)を著しく怠ること。

・入浴しておらず異臭がする、髪や爪が伸び放題だったり、皮膚や衣服、寝具が汚れている。

・水分や食事を十分に与えられていないことで、空腹状態が長時間にわたって続いたり、脱水症状や栄養失調の状態にある。

・室内にごみを放置する、冷暖房を使わせないなど、劣悪な住環境の中で生活させる。

・一人歩きや病気の状態を放置する。

・虐待対応従事者が、医療機関への受診や処方通りの服薬、専門的ケアが必要と説明しているにもかかわらず、無視する。

・本来は入院や治療が必要にもかかわらず受診させなかったり、強引に病院や施設等から連れ帰る。

・孫が高齢者に対して行う暴力や暴言行為を放置する。

・孫が高齢者に無心して無理にお金を奪っているのを放置する。

など

心理的虐待 高齢者に対する著しい暴言又は著しく拒絶的な対応その他の高齢者に著しい心理的外傷を与える言動を行うこと。

・老化現象やそれに伴う言動などを嘲笑したり、それを人前で話すなどにより、高齢者に恥をかかせる(排泄の失敗、食べこぼしなど)。

・怒鳴る、ののしる、悪口を言う、制限をかける発言をする。

・侮蔑を込めて、子どものように扱う。

・排泄交換や片づけをしやすいという目的で、本人の尊厳を無視してトイレに行けるのにおむつをあてたり、食事の全介助をする。

・台所や洗濯機を使わせないなど、生活に必要な道具の使用を制限する。

・家族や親族、友人等との団らんから排除する。

など

性的虐待 高齢者にわいせつな行為をすること又は高齢者をしてわいせつな行為をさせること。

・排泄の失敗に対して懲罰的に下半身を裸にして放置する。

・排泄や着替えの介助がしやすいという目的で、下半身を裸にしたり、下着のままで放置する。

・人前で排泄行為をさせる、おむつ交換をする。

・性器を写真に撮る、スケッチをする。

・キス、性器への接触、セックスを強要する。

・わいせつな映像や写真を見せる。

・自慰行為を見せる。

など

経済的虐待 高齢者の財産を不当に処分することその他当該高齢者から不当に財産上の利益を得ること。

・日常生活に必要な金銭を渡さない、不当に制限する、使わせない。

・本人の自宅等を本人に無断で売却する。

・年金や預貯金を自分の借金返済等のために無断で使用する。

・入院や受診、介護保険サービスなどに必要な費用を滞納する。

・世帯の生活が苦しいため、本人に必要な使用より、他の家族の使用を優先する。

・施設入所しているのに本人の同意なく自宅の改造費に預金を使う。

など