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4 むし歯にさせない!歯のお手入れ(3歳)

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年5月6日更新

3歳になると、乳歯が20本生えそろいます。おやつを食べる機会も増え、虫歯に注意が必要です。次のことに気を付けて、虫歯にならないようにしましょう。

3歳児健診(歯科検診)では、かみ合わせがきちんとできているか、虫歯がないかを確認します。

1.大人が仕上げみがきをしてあげましょう。

まだ自分で上手にみがくことが難しい時期です。少なくとも、夜寝る前には大人が仕上げみがきをしてあげましょう。

※仕上げみがきは、10歳頃まで必要と言われています。

≪仕上げみがきのコツ≫

・歯と歯ぐきのさかい目、歯と歯の間、かみ合わせの溝の中に汚れが溜まりやすいです。

・ヘッドは強くこすらず、優しく細かく動かしましょう。歯と歯のさかい目は、ヘッドを縦にすると毛先が入りやすくなります。

詳しいみがき方は、「がんばれ乳歯くん(1歳6か月)」のページを参照してください。       歯みがき1

2.おやつのだらだら食べ、ちょこちょこ食べに注意しましょう。

歯は、食べ物を食べると、表面のエナメル質が溶けます。その後、食べない間に唾液がでることで、表面から汚れが落ち、溶けたエナメル質が再度カルシウムを取り込み、元に戻ります(=再石灰化)。再石灰化で歯が元に戻るためには、数時間必要です。そのため、食べ物やジュースをダラダラとっていると、歯が元に戻ることができず、溶けたままとなり、虫歯になりやすくなります。

おやつは時間を決め、だらだら、ちょこちょこ食べないようにしましょう。     歯磨きをする男の子のイラスト

3.フッ素塗布やフッ素入り歯磨き粉を活用しましょう。

フッ素は、自然元素のひとつで、歯や骨を丈夫にする効力が強いことから、世界各国で虫歯予防に利用されています。

(1) フッ素塗布 : 歯科医院や保健センターなどで、歯にフッ素を直接塗ります。概ね4~6か月毎に1回が効果的です。歯質の弱い生えたての歯には特に効果があります。

(2) フッ化物洗口 : フッ素洗口液で歯みがき後にうがいをする方法です。1日1回または1週間に1回の利用法があります。

(3) フッ素配合歯みがき剤の使用 : もっとも身近で手軽に利用できる虫歯予防法で、子どもから成人まで高い予防効果が認められています。500~1000ppmのフッ素濃度の歯みがき剤を使用することが望ましいです。

保健センターでは、月2回歯科相談(無料)を実施しています。

ご心配なことがありましたら、ご相談下さい。