5 お母さんの健康について(1歳6か月・3歳共通)
目次
1.親のアンガーマネージメント(怒りのコントロールの仕方)
「いつも子どもに怒ってばかりいる。もっと優しく関わりたいのに。」と、怒りのコントロールの仕方に悩んでいるお母さん、お父さんも多いのではないでしょうか。
感情をコントロールし、冷静さを保って子どもを叱ることができるようそのヒントをご紹介します。
なぜ親が怒りをコントロールすることが大切なのか?
激しく怒ると子どもは一時的にはすぐに言うことを聞くかもしれません。しかし、なぜ怒られているのか理由は理解できず、行動の解決には至りません。そうすると、また同じことをして怒られるという悪循環となり、イライラが繰り返されます。
また、頻繁に怒られて育つと自分はダメな子だと思い、自分に自信が持てず、自分の思いを上手く表現することができない子になってしまうかもしれません。
双方にとって怒りをコントロールすることは大切です。
怒りをコントロールするための工夫
(1)怒りやすい状況を変える
同じ状況で怒ることが多いのであれば、その状況が起こらないように工夫をしてみましょう。まずはどのような状況で自分が怒りやすいのか思い出してみましょう。
例)
・買い物に行くと必ず、お菓子をねだる。
→お菓子売り場の前を通らないように買い物ルートを考える。
・子どもが床にご飯をこぼし汚す。
→後片付けが楽なように、事前に床に新聞を敷いておく。
(2)プラスの思考に方向転換する
思考は怒りの感情を引き起こすかどうかやその強度に関わります。子どもの失敗やかんしゃくも、成長している証と思えると、少し怒りが和らぐかと思います。
例)
<状況> イヤイヤ期の子どもが何でも「イヤ!イヤ!」と言って拒否をする。
怒りを強める思考: 「反抗ばかりして、全然言うことを聞かない。このままだとわがままな子になってしまう。」
怒りを弱める思考: 「自己主張ができるようになった。成長しているのだな。」
(3)ストレスの軽減を図る
自分の気持ちに余裕がないと、子どもの言動に怒りを感じやすくなります。自分なりのストレスの軽減を方法を考えて見ましょう。
人に話を聞いてもらうことでストレスを軽減することもできます。
保健センターでは随時電話や来所で相談を受けつけております。お気軽にご相談ください。
それでも怒ってしまったら・・・素直に謝りましょう
お母さん、お父さんも人間ですから、感情的に怒ってしまうことはあります。それは仕方ないことです。
怒りをコントロールできなかったときには、素直に謝ることが大切です。
そうすることで、子どもの自己評価を下げずにすみます。
2.子宮頸がん検診のお知らせ
30歳代は最も子宮頸がんになりやすい年齢です。20歳を過ぎたら2年に1度、必ず子宮頸がん検診を受診してください。
お子さんを出産したときに受けた子宮頸がん検診で「異常なし」だった方も定期的に検診を受けましょう。
2年に1度、江別市から料金助成があります!
助成後の料金 子宮頸部1,000円 子宮頸部・体部1,400円
子宮頸がん検診
検診内容や対象、受診方法等については「江別市成人検診 各検診の対象年齢と検診内容」をご確認ください。
子宮体がん検診
対象:子宮頸がんの検診受診者のうち、最近6ヶ月以内に「不正出血、閉経後出血がある」「月経異常(生理の日数、周期、量の異常)」「褐色のおりもの」いずれかの症状があり、医師が必要と認めた方。
保健センター会場のレディース検診で受ける場合 託児あり!土日もOK!
検診時間 午前8時~11時
※託児を希望される方は予約時にお申し込みください。(定員あり、先着順)
詳しい日程や申込方法については「レディース検診」をご確認ください。