歯周病検診

印刷用ページを表示する　掲載日：2024年7月1日更新

江別市歯周病検診


対象者	・江別市民の方・受診日現在２０歳・３０歳・４０歳・５０歳・６０歳・７０歳の方・各年齢１回です ※令和６年４月１日から、健康増進事業実施要領の一部改正により、歯周病検診の対象に２０歳・３０歳が追加されました。
自己負担額	５００円
自己負担額	※以下の方は自己負担が免除（無料）になります（健康保険証または各種証明書を提示してください）市民税非課税世帯の方(市で発行する世帯非課税の検診用課税証明書を提出してください※発行無料) 生活保護世帯の方（生活保護受給者証を提示してください）７０歳の方（健康保険証を提示してください）
実施医療機関	下記の歯周病検診実施　歯科医療機関を参照してください
検診内容	問診・歯と歯肉の検査・検査結果に応じたアドバイス
持ち物	健康保険証など氏名、住所、生年月日（年齢）などを確認できるもの

歯周病とは

　歯周病とは、プラーク（歯垢）の中の歯周病菌がハグキに炎症を起こし、やがては歯を支えている骨を溶かしていく病気のことで、歯を失う原因となります。プラーク（歯垢）は取り除かないと歯石となり、ブラッシングでは取り除くことができず、さらに歯周病が進行します。

　また、歯ぎしり、くいしばり、かみしめや不規則な食習慣、喫煙、ストレス、糖尿病など全身疾患、薬の長期服用などが歯周病をさらに悪化させる原因となります。つまり、生活習慣病と深い関係があるのです。

　さらに、歯周病は全身へ関与しており、なかでも妊娠している女性が歯周病を罹患している場合、低体重児および早産の危険が高くなることが指摘されています。口の中の歯周病細菌が血中に入り、胎盤を通して胎児に直接感染するのではないかと言われています。その危険率は実に７倍にものぼるといわれ、たばこやアルコール、高齢出産などよりもはるかに高い数字なのです。（日本臨床歯周病学会参考）

歯周疾患の自覚症状とセルフチェック

　歯周病は、歯の周囲の汚れ（プラーク）のなかに含まれる細菌の毒素の影響で、歯ぐき（歯肉）に炎症が起きて、腫れたり、出血しやすくなったり、また歯を支える骨（歯槽骨）が溶けていき、歯がグラグラしたり抜けたりする病気です。歯周病が進行するにつれて、自分でも気がつくような症状がしばしば現れますが、初期の段階ではなかなか自分自身で気がつくような症状は出てきません。次のような症状があったら、歯周病の可能性があります。歯科医療機関で検査を受けてみる必要があります。

●歯周病のセルフチェックリスト

　　・朝起きたときに、口のなかがネバネバする

　　・歯みがきのときに、出血する

　　・硬い物が噛みにくい

　　・口臭が気になる

　　・歯肉がときどき腫れる

　　・歯肉が下がって、歯と歯の間にすきまができてきた

　　・歯がグラグラする

歯周病が起こりやすい方の特徴

　次のような方には、歯周病が起こりやすいことが知られています。

　　・中年期以降の方

　　・喫煙者

　　・妊娠中の方

　　・糖尿病にかかっている方

　　・歯みがきのしかたが悪い方

これらにあてはまる方は、歯周病のリスクが高いといわれています。いちど歯科医療機関で検査を受けることをお勧めします。

※歯周病について詳細は厚生労働省e-ヘルスネット

歯周病　予防について

　　・　丁寧な歯みがき

　　・　定期的な歯科医院（歯石除去など）の受診

　　・　全身の健康管理