浄水場高度浄水処理施設
印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新
高度浄水処理施設は、「より安全で良質な水道水の供給」を目的に平成6年度に約10億円の事業費を投入して完成し、平成7年4月から稼働を開始しました。
高度浄水処理施設は粉末活性炭注入施設、中間塩素混和施設、消石灰注入施設の主要三施設で構成されています。
粉末活性炭注入施設
粉末活性炭注入施設は、トリハロメタン生成の原因となる有機物や、水に異臭味をつける物質を吸着除去するための施設です。
中間塩素混和施設
中間塩素混和施設は、アンモニア態窒素を酸化除去するための施設です。高速凝集沈殿池を通過し有機物が除去された水に対して塩素を注入することで、トリハロメタンの生成を抑制します。
消石灰注入施設
消石灰注入施設は、水のpHを調整するための施設です。
消石灰の主成分はカルシウムです。したがって、水に溶けると硬度が高くなります。また、配管の内面に炭酸カルシウムの被膜を形成するため、配管の腐食を防止します。