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水道水中の有機フッ素化合物について

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年1月15日更新

 全国各地で有機フッ素化合物が検出されている事態を受け、本市における検査状況をお知らせします。

   
江別市で配水している水道水からは、PFOS及びPFOAは検出されていません。

 

水道水と有機フッ素化合物

 有機フッ素化合物の中でも、金属メッキ処理剤、泡消火剤、界面活性剤など幅広い用途で使用されてきたPFOS及びPFOAについては、有害性のほか、難分解性、高蓄積性、長距離移動性という特性があることから、現在では製造・輸入が原則禁止されています。

 水道水については、令和2年に当時の厚生労働省(※)が「PFOS及びPFOA」 を水質管理目標設定項目に位置付け、科学的知見に基づき安全側に立った考え方を基に、「PFOS及びPFOAの合算値で 50ng/L 以下」とする暫定目標値を定めています。

    ※水道水質に関しては、現在、所管が環境省に変更になっています。

 暫定目標値は、科学的知見に基づいて、体重50kgの人が水を一生涯にわたって毎日2リットル飲用したとしても人の健康に悪影響が生じないと考えられる水準を基に、安全側の観点から設定されたものです。

 上江別浄水場では、今後も定期的に検査を行い、水道の安全性を確保していきます。

 有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)の概要については、環境省のリーフレットをご覧ください。

検査結果

 上江別浄水場では、令和2年度から、水道水の原料となる河川水(原水)及び水道水(配水)についてPFOS及びPFOAの検査を実施しており、これまで検出されたことはありません(定量下限値未満)。

 
検体 令和4年6月 令和4年12月 令和5年6月 令和5年12月 令和6年6月 令和6年12月
上江別浄水場 河川水(原水) 定量下限値未満 定量下限値未満 定量下限値未満 定量下限値未満 定量下限値未満 定量下限値未満
上江別浄水場 水道水(配水) 定量下限値未満 定量下限値未満 定量下限値未満 定量下限値未満 定量下限値未満 定量下限値未満

 定量下限値とは、その分析法で正確に数値として測定できる最低濃度をいいます。したがって、ある物質が「定量下限値未満」とは、その物質が正確に数値として測定できるほど含まれていなかったことを表しています。

 PFOS及びPFOAについては、5ng/Lが定量下限値です。

 また、江別市では、石狩東部広域水道企業団の水道水も配水しておりますが、PFOS及びPFOAが検出されたことはありませんので、ご安心ください。石狩東部広域水道企業団のPFOS及びPFOAの検査結果については、石狩東部広域水道企業団のホームページをご参照ください。

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