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平成15年第3回江別市議会会議録(第1号)平成15年9月9日 5ページ

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

6 議事次第の続き

議案第41号

議長(宮澤義明君)

 日程第9 議案第41号 第5次江別市総合計画基本構想についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。

市長(小川公人君)

 ただいま上程になりました議案第41号 第5次江別市総合計画基本構想について、その提案理由をご説明申し上げます。
 現行の総合計画は、15万人都市の創造を目指し、必要な各種施策を展開してきていることはご承知のとおりであります。
 しかしながら、右肩上がりの経済の終えん、人口減少局面の明確化、並びに財政危機の深刻化など社会経済状況が大きく変化する中、新たな課題とニーズに対応する地域づくりが必要となってきており、地方分権社会における効率的な地域経営システムの早期確立が急がれる状況となっていることから、現行計画を1年前倒しし、平成16年度を初年度とした第5次江別市総合計画の策定に着手しているものであります。
 時代の転換期の中で地域を再生するには、行政区域で完結するこれまでのまちづくりから、人口の減少と地方財政の深刻化、低経済成長という我が国が置かれている共通のテーマをしっかり認識することが必要であり、交付税や補助金による国依存のまちづくりから脱却し、身近な問題に住民と行政が責任を持って自主・自立のまちをどのようにつくっていくのか問われるのが、第5次江別市総合計画であります。
 第5次総合計画は、すべての市民の共通・共有の計画とするため、政策・施策・事業の位置付けや目的・効果・達成度が明確になるよう策定することとしております。
 このため、行政が一方的に計画素案を策定するのではなく、市民組織による施策提案やパブリックコメントの実施等、市民意見の反映を軸とする市民参加による計画づくりを基本に、策定の各段階で可能な限り策定過程の情報を提供する計画づくりを進め、広く市民の地域指針となるよう、分かりやすい計画づくりを柱に策定しているものであり、少子高齢化の進行や地方分権の推進及び産業構造の変化等、時代の潮流に対応する精度の高い計画とするため、市民と行政のパートナーシップによるまちづくりを目指す内容としているものであります。
 また、民意は、産業振興を基軸とした拡大成長型都市ではなく、ハード面やソフト面に軸足を置いた生活機能都市を将来都市像として希望し、これを具体化する必要な政策として、医療福祉、環境、教育、日常生活に必要な住環境整備等の政策分野に注力を注ぐべきという要望が極めて強いことが明らかになっております。
 このように時代の枠組みが大きく変わる状況の中、社会経済状況の変化と民意である市民意向を踏まえ、これまでの価値観とは違う自主・自立の気概を持った創造的で安心と豊かさを感じる人中心の成熟した地域社会を構築していこうというのが、第5次江別市総合計画基本構想における将来都市像の基本的な理念であります。
 この理念に基づく将来都市像を実現するための政策の構成といたしましては、地球環境や自然環境に負荷を与えない循環型社会の構築、市民だれもが主体的・自発的に学ぶことができる学習環境をつくり、豊かな創造性と能力を持った人材を育成する個性・能力・創造性のかん養、子育て環境や高齢者・身体障害者に対する介護・福祉の充実並びにだれもが快適性を感じるユニバーサルデザインの考え方等を基本とするまちづくりなど、安全で安心な都市機能の実現、産学官の連携による新技術の開発・販路の開拓・事業化など、新しい産業の創出及び住民・ボランティア・自治会・NPO・企業などの連携と役割分担により地域づくりを進める市民協働のまちづくり等、これらを政策の基軸として据えており、さらには、これを具体化するための施策群の体系を、上位施策への貢献度を基本に構築しているものであります。
 以上、第5次総合計画は、人が輝く共生のまちを将来都市像に、創造・うるおい・安全を都市目標として、これを具体化する施策の体系化を図り、施策の目標と目標度合いを計るための成果指標を設け、達成状況と成果を評価する総合評価システムを軸に、すべての市民が共有する計画となるよう、その策定を目指しているものであり、21世紀初頭のまちづくりに極めて大きな意味を持つ最重要の計画であると考えていることから、第5次江別市総合計画基本構想につきまして、地方自治法第2条第4項の規定に基づくご審議をいただきたく、よろしくご決定を賜りますようお願いを申し上げます。

議長(宮澤義明君)

 これより本件に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。
 上程中の議案第41号は、第5次総合計画特別委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。

議案第42号

議長(宮澤義明君)

 日程第10 議案第42号 江別市体育施設条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。

教育部長(星忠雄君)

 ただいま上程になりました議案第42号 江別市体育施設条例の一部を改正する条例の制定について、その提案理由をご説明申し上げます。
 本条例の改正理由につきましては、雇用・能力開発機構から譲渡を受ける予定の江別勤労者総合福祉センター、愛称サンワークえべつと、さきに体育館の譲渡を受けました江別市青年センターの両施設につきまして、利用の実態に合わせ、体育施設として位置付けるための所要の改正を行おうとするものであります。
 これらの施設の名称につきましては、青年センターは長い間市民に親しまれている名称であることから、そのまま江別市青年センターとし、江別勤労者総合福祉センターにつきましては、東野幌地域における体育施設であることから江別市東野幌体育館とするものであります。
 改正する条例の内容でございますが、第2条の表中及び第5条第1項中に江別市青年センター並びに江別市東野幌体育館の2施設を加え、また、第13条の見出し、管理の委託を管理の委託等に改め、同条第1項中、教育委員会を市長に改めるとともに、同条に6項を加え、利用料金制の規定を設け、使用料を管理受託者の収入として収受できるようにするものであります。
 また、別表第1に、江別市青年センター及び江別市東野幌体育館の使用料をそれぞれ加えるものであります。
 使用料につきましては、体育施設として位置付けることから、勤労者に係る使用料設定を廃止し、現行の体育施設の使用料と同様にしようとするものであります。
 なお、附則によりまして、施行期日を平成15年10月1日とするとともに、江別市青年センター条例を廃止するものでございます。
 また、これらの施設を使用する際の使用料につきましては、平成16年3月31日までの経過措置を設け、従前と同様に取り扱うものであります。
 以上、提案理由をご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(宮澤義明君)

 これより本件に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 上程中の議案第42号は、総務文教常任委員会に付託いたします。

議案第43号及び議案第44号

議長(宮澤義明君)

 日程第11及び第12 議案第43号 平成15年度江別市一般会計補正予算(第2号)及び議案第44号 平成15年度江別市介護保険特別会計補正予算(第1号)、以上2件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。

助役(中川正志君)

 ただいま上程になりました議案第43号 平成15年度江別市一般会計補正予算(第2号)及び議案第44号 平成15年度江別市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由をご説明申し上げます。
 まず、一般会計でありますが、今次補正は、第1に国費、道費の補助金等の確定に伴う措置、第2にその他緊急を要するものへの措置を行うものであります。
 以下、その内容に関してでありますが、予算書の6ページをお開きいただきたいと存じます。
 3の歳出でありますが、2款総務費1項1目一般管理費の海外行政研修受入事業は、国際協力事業団JICAを通じまして要請のありましたコロンビア共和国行政職員の研修受入れに係る経費として113万7,000円を措置するものであります。
 次に、3款民生費でありますが、1項1目社会福祉総務費の地域福祉計画等策定事業は、平成17年度からの実施に向けて策定予定であります地域福祉計画、次世代育成行動計画及び障害者福祉計画の策定準備のための経費として468万3,000円を措置し、2項1目児童福祉総務費の入院助産費は、給付対象者の増加などにより226万円を追加するものであります。
 次に、7ページに移りまして、5款労働費でありますが、1項1目労働振興費中、勤労者総合福祉センター管理運営費は、雇用・能力開発機構から購入のサンワークえべつについて、取得後は教育財産体育施設として管理するため、10月以降の管理経費を教育費へ組替えすることとし1,127万3,000円の減額を、緊急地域雇用特別対策推進事業は、道の追加配分枠を活用する中で、市内事業所の採用状況などの情報をまとめ、教育機関などに提供するための経費として623万7,000円を追加するものであります。
 次に、6款農林水産業費でありますが、1項5目畜産業費の畜産環境基本調査事業は、家畜排せつ物処理施設に係る調査費用の追加交付に伴いまして28万1,000円を追加し、7目土地改良事業費の江別南地区江別市土地所有等調査事業は、国営かんがい排水事業計画策定のため、土地所有及び基盤整備意向調査などの経費として99万2,000円を措置するものであります。
 次に、7款商工費でありますが、1項3目工業振興費の地域経済活性化事業は、江別ブランド事典のシステム開発につきまして、財団法人ニューメディア開発協会の支援事業として採択されたことに伴い、協会が実施 主体となり、市が費用の一部を負担して開発するため、既定の委託料から負担金に組み替えて、不用となる 1,020万円を減額するものであります。
  次に、10款教育費でありますが、5項1目保健体育総務費の体育施設管理運営委託経費は、さきに労働費  でご説明いたしましたサンワークえべつの教育財産所管替えに伴い、管理運営経費の組替えにより1,127万3,000円を措置するものであります。
 以上が歳出の概要でありますが、これに対応いたします歳入につきましては、予算書の5ページ、2の歳入にお戻りいただきたいと思います。
 13款国庫支出金から20款市債までにつきましては、歳出の事務事業に対応いたします特定財源として、あるいは、国・道支出金の交付額の確定及び財源見通しを勘案した中で、所要の増減調整を行うものであります。
 次に、諸表についてご説明申し上げます。
 予算書の3ページにお戻りいただきたいと存じます。
 第2表の地方債補正は、江別太小学校増築工事の国庫補助採択に伴う起債措置により、限度額を変更しようとするものでございます。
 次に、1ページにお戻りいただきたいと存じますが、以上の結果、今次補正額は539万円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額409億791万4,000円に加えますと、その総額は409億1,330万4,000円になるものであります。
 以上で、一般会計に係る補正の内容につきましてご説明申し上げました。
 次に、議案第44号 平成15年度江別市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。
 予算書の4ページをお開きいただきたいと存じます。
 3の歳出でありますが、4款諸支出金1項1目償還金及び還付加算金は、道の介護保険給付費負担金の平成14年度精算に伴う償還金として557万9,000円を追加するものであります。
 次に、5款1項1目基金積立金は、過年度の国等の精算交付金を基金に積み立てるものであります。
 以上が歳出でありますが、これに対応いたします歳入につきましては、2の歳入にあります2款国庫支出金、4款支払基金交付金及び7款繰越金により措置をしようとするものであります。
 次に、1ページにお戻りいただきたいと存じますが、以上の結果、今次補正額は4,911万2,000円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額49億200万円に加えますと、その総額は49億5,111万2,000円になるものであります。
 以上、一般会計及び介護保険特別会計の補正予算についてご説明申し上げました。
 よろしくご審議、ご決定賜りますようお願いを申し上げます。

議長(宮澤義明君)

 これより議案第43号及び議案第44号に対する一括質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。
 議案第43号及び議案第44号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。
 上程中の議案第43号及び議案第44号については、あらかじめ議会運営委員会と諮りました結果、討論及び採決の議事を延期いたします。

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